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(回答先: 南青山さん、みなさん、お返事ください!お願いします。「ちーすけ」より。 投稿者 ちーすけ 日時 2004 年 6 月 23 日 09:46:29)
ちーすけさん、はじめまして。
返事が遅れて申し訳ありませんでした。
仕事で忙しくまとまった時間がなかなか取れず、こんな日付になってしまいました。
さっそくですが、今回の参議院選挙は、なかなか大きな分かれ目になると思います。
現状に反対なら、自公以外のどこに入れてもいいでしょう。
民主党はミニ自民党ですが、反官僚、地方分権を掲げており、なによりも政権交替を実現することで、長く続いた自民党政権、自公政権で溜まったゴミや汚れを、いくらかでもきれいにする可能性があります。
もちろん、今回の選挙で直ちに政権交替が実現するわけではありませんが、自公を過半数以下に追い込めば(ちょっと前まではとても無理と思われていましたが、現在ではわずかながら可能性が出てきました)、小泉自公政権に大きなダメージを与えます(実際、そうなれば、小泉はそのまま首相を続けられないでしょう)。
かなりの確率で政権交替の可能性が出てくれば、そのことだけで自公政権のみならず、官僚やマスコミの動きを制限することになります。
いい加減なことや、一方に有利な取り計らいをすると、政権交替したあとで内部告発されたり、しっぺ返しを食らうことになるからです。
そのことだけでも、ミニ自民党にすぎないとしても、民主党が政権を取ることに意味があると思います。
>民主党を勝たすことで、ブッシュ追従はなくなるでしょうか?
なくなるでしょう。ただし、アメリカ追随がなくなるかどうかは微妙なところです。
中国との関係をどうするか、朝鮮半島の行く末をどう考えるか、ヨーロッパ(EU)との関係をどうするか。
問題は山積し、微妙な国際政治感覚が求められます。
実際のところ、日本国の運営はほとんど官僚がやって入るので、彼らの意識を変えないと現状よりはよくならないでしょう。
ただ、11月の大統領選でブッシュが負ける可能性が出てきたので、その前後に総選挙があり、民主党政権が誕生するかもしれません。
>わたしは、・・・「緑の会議」(公共事業のチェックに厳しい中村敦夫が2002年に立ち上げたところ)に期待しているんですけどね。
共産党もダメ、社民党もダメということであれば、「緑の会議」という選択肢はあると思います。
主張は、共産党や社民党とそんなに違っていないと思いますが、いろいろなところにしがらみがない分、可能性も広いということですね。
ただし、そのことがそのまま政党としての弱さにつながります。
いまは数が少ないからまとまっていられますが、ある程度支持を得て議員数が増えて来るといろいろな問題が出て来ると思います。
ただ、緑の会議自体は党勢を拡張することに意義を見いだしているのではないようなので、余計な心配かもしれませんが。
僕自身は、中村敦夫の主張は全面的に正しいと考えているし(少々理想論すぎるきらいはありますが)、こうした党がそれなりの存在感を出せるようになれば、日本もずいぶん住みやすくなると思います。
「循環型社会」については、長くなったので稿を改めます。