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(回答先: 世帯平均所得12年ぶりに600万円下回る【読売新聞】 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2004 年 5 月 28 日 20:34:07)
総務省が二十八日発表した四月のサラリーマン世帯家計調査(速報)によると、一世帯当たりの消費支出は三十六万六千二十七円で、物価変動を除いた実質で前年同月比7・2%増加、二カ月ぶりにプラスに転じた。
7・2%増は昭和五十七年十月以来、約二十一年ぶりの高い伸びで、総務省は「ゴールデンウイークの旅行増加など特殊要因はあるが、消費に明るい兆しが見えている」と説明している。
項目別でみると、高級車など3ナンバーの自動車の購入費、連休中の旅行関連費用が大きく伸びた「交通・通信」が18・7%増と大幅プラス。前年に新型肺炎(SARS)やイラク戦争で伸び悩んだ外国パック旅行など「教養娯楽」が14・4%増だった。私立大学の授業料など「教育」も12・2%増となり、この三項目が大きく寄与した。
半面、住宅リフォームなどプラスだった「住居」が1・3%減で、六カ月ぶりにマイナスに転じた。酒類など「食料」も0・9%減少した。
実収入は、配偶者の収入の伸びが貢献し、3・5%増の四十八万七千二十六円で、四カ月連続で増加。平成九年以来、七年ぶりの四カ月連続プラスとなった。(産経新聞)