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(回答先: 【韓国】うなぎ登りの物価に庶民ら「悲鳴」 [朝鮮日報]【経済の脆弱さがスタグフレーションに 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 13 日 03:28:07)
消費が低迷している内需不況の中で、生活必需品の価格が一斉に上昇するの兆しを見せ、庶民生活のしわ寄せとなっている。企業も原材料価格が急騰、製品を作り販売しても、利益が得られないという厳しい局面を迎えている。
政府が言うには、4月末から物価の不安定さが多少治まり始めるとのことだが、国内外の経済状況からすると、物価不安定は一時的な現象ではなく、長期化する可能性が高いというのが専門家の見方だ。庶民と企業の駆け引きが、そう簡単に解決しないということだ。
国際原油価格の不安定現象は、深まるだけ深まりながらも好転する兆しの見えないのが現実で、その上、総選挙後に先送りしてきた公共料金引上げが、先を争って行われるようになると、物価に対する不安心理が現実化する可能性もある。
よって、政府は短期的な対策とともに長期的な需給安定策をまとめ、物価不安がスタグフレーション(物価上昇を伴った景気の低迷)につながることのないよう、政策調整に細心の注意を払うべきだ。
最近の物価上昇の速度はとても速い。3月の消費者物価は昨年比4.5%も上昇した。このような状態では、政府の今年度物価目標値の“3%維持”は、遠退いたというほかない。
主婦が感じる消費者物価の上昇は、一層申告だ。どんなに不作だったとはいえ、白菜、大根、玉ねぎなど、野菜類の価格が昨年に比べ2〜6倍も急騰したのは、ただごとではない。政府の積極的な価格安定策が必要だ。
生産者物価にもその兆しが現れている。今年に入り、原油、鉄鋼、電気銅など、原材料価格が10〜30%上昇、企業の経営収支を大きく圧迫している。原材料価格の上昇は、世界経済の回復と中国の経済好況で、原材料の需要が急増したためだ。
よって、政府の対策には限界があるのは仕方のないことだが、需給のネックを解消し、関税を引下げる短期対策は積極的に施行する必要がある。
昨年から今年にかけ、政治にあくせくし困難な生活を送ってきた庶民が、今度は不景気と物価不安定でどろ沼に陥ることのないよう、政府は政策運用に力を注ぐべきだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/12/20040412000085.html