現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産34 > 758.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: IMF:ドルが下落し、米金利が予想以上に上昇するリスクを指摘 [ブルームバーグ]【予想ではなくリスクだと】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 07 日 03:02:19)
IMF:米国の経常赤字は「世界経済のリスク要因」
【ワシントン竹川正記】国際通貨基金(IMF)は6日、「国際金融安定化に関する報告書」を発表、米国の巨額の経常赤字を「世界経済の主要なリスク要因」と指摘し、ドル急落などに懸念を示している。
報告書は現在の秩序ある緩やかなドル安による不均衡調整の背景には、日本の大規模な円高阻止介入などにアジア各国のドル買い・米国債購入が寄与していると分析。ただ、「高水準の介入の持続性には疑問がある」とし、「将来、(何らかのショックで)市場の微妙なバランスが崩れ、ドル急落や米長期金利急騰が起きる懸念は無視できない」と警告した。
一方、日本の金融システムについては、景気や株価回復も追い風に、主要行を中心に「不良債権処理がかなり進んだ」「金融庁は05年3月末までに不良債権比率を半減する目標達成に自信を深めている」と「竹中平蔵金融改革」を評価した。
ただ、「銀行全体の不良債権残高の44%を占める地銀など地域金融機関の不良債権処理は遅れている」と厳しく指摘。日本に対し、公的資金投入の新法なども活用し、地域金融健全化を急ぐように促した。
さらに、主要行も含めた銀行全体が抱える「要注意先債権」の総額が、日本の国内総生産(GDP)の1割に達することを「残された金融不安のリスク」に挙げた。
毎日新聞 2004年4月6日 20時00分