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(回答先: 三菱自動車の再建策、国内2工場集約で最終調整 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 04 日 04:56:41)
5日発売予定のドイツ週刊誌シュピーゲル最新号は、三菱自動車再建のため約55億ユーロ(約7040億円)の資金が早期に必要になると報じた。負債の削減やリストラ、新車開発に充てるためという。
筆頭株主のドイツ・米国の自動車メーカー、ダイムラークライスラーは37%の約20億ユーロを負担しなければならないという。必要資金をすべて増資で賄うのかについては、同誌は触れていない。
三菱自はダイムラーのほか、三菱重工業などの三菱グループや日本政策投資銀行に計5000億円規模の支援を要請しており、同誌の報道が事実ならさらに巨額の再建費用の調達を迫られる。
ダイムラーは、三菱自の次期社長候補で子会社「スマート」社長のレンシュラー氏を訪日させ、三菱自の再建案を策定している。報道では、ダイムラーが三菱自を子会社化する案もあるという。
ただ三菱自の子会社化案には、ダイムラーの財務担当のゲンツ取締役が慎重な意見を表明。子会社化すれば、ダイムラーの連結決算を大幅に悪化させ、財務格付けの引き下げにつながるとの理由からだ。
ダイムラーは、三菱自に対する救済規模について4月19日の取締役会で協議。29日の監査役会で決定する見通しだ。(フランクフルト共同)
[毎日新聞4月3日] ( 2004-04-03-21:55 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040404k0000m020081001c.html