現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産34 > 640.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 原油減産:OPECの合意に米政府が不快感示す [毎日新聞]【ドル安のせいだから仕方ない(笑)】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 01 日 15:42:08)
国際原油価格の急騰に加え、為替相場の急落と悪材料が重なり、国内企業は再び非常経営体制に突入している。
特に企業は、原油価格(ドバイ原油基準)が30ドルを突破した後、垂直上昇するのではないかとの懸念から緊張を許せない。
全国経済人連合会(全経連)のイ・ビョンウク産業調査室長は「ドバイ原油価格が35ドルを突破すれば、韓国経済は深刻な危機に陥る」とし、「一歩間違えれば、低成長・高物価のスタグフレーションに陥る可能性も高い」とした。
▲原油価格の急騰で原価負担が加重=原油価格の上昇に最も敏感な業種は航空業界だ。営業費用のうち燃料費が15〜18%を占める国内の航空会社は、1バレルあたり1ドル上昇すると、年間100〜300億ウォンの原価負担が生じる。大韓(テハン)航空は来週も引き続き原油価格が上昇する場合、“レベル1”の非常宣言を行う方針だ。
自動車業界も内需不振の深刻化を懸念している。現代(ヒョンデ)證券のソン・サンフン・アナリストは「ガソリン価格が10%上昇すれば、乗用車の需要は8.3%減少する」と述べた。
年間260万トンの燃料を使用する韓進(ハンジン)海運も原油価格が1ドル上昇すると、300万ドルの負担を抱えることになる。石油業界も頭を抱えている。石油で作る原材料「ナフサ」の1トンあたりの価格が、昨年末の平均317.75ドルから30日現在は347ドルに急騰、原価負担が大幅に増えた。
▲為替相場の急落で採算が取れない=輸出企業は最近、ウォン・ドルレートの下落で当惑を隠せない。今月12日の1ドルあたり1181ウォンから31日の1148ウォンまで、19日間で30ウォン以上下落したためだ。
京畿(キョンギ)道・龍仁(ヨンイン)のジューサー・ミキサーの輸出会社であるコルパッド・コリア(株)のペク・ジェフム常務は「今年の初めは、為替相場が1ドルあたり1190〜1200ウォン台と予想していた」とし、「今の状態では輸出の度に損」とした。
総売上高の80%以上を輸出に依存している造船業界も事情は同じだ。大宇(テウ)造船海洋は為替相場が10ウォン下落すれば、営業利益は180億ウォン程減るとした。
大宇インターナショナルの場合、常務クラスをチーム長として「リスク管理チーム」を構成し、為替相場の動きを時間単位でチェック、先物取引とヘッジング(保険つなぎ)戦略の構成に乗り出している。
貿易協会のシン・スングァン博士は「1ドルあたりの為替相場が1140〜1150ウォンを維持する場合、国内中小企業のうち約半数が赤字輸出を甘受するほかない」とした。
宋義達(ソン・ウィダル)記者 edsong@chosun.com
金宗浩(キム・ジョンホ)記者 tellme@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/31/20040331000081.html