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【ワシントン竹川正記】原油高騰が続く中、石油輸出国機構(OPEC)が総会で4月からの原油減産で合意したことについて、マクレラン米大統領報道官は31日、「ブッシュ大統領は失望している。産油国は米国消費者や経済に害を及ぼすような行動を取るべきではない」と強い不快感を表明した。米国では先週、原油高騰を背景にガソリン価格は1ガロン=1.7ドル台後半と過去最高値を記録、個人消費や企業経営を圧迫する懸念も強まっており、秋の大統領選の争点にも浮上している。
同報道官は、クウェートやアラブ首長国連邦(UAE)など親米派のOPEC加盟国や、非OPEC産油国と協議していると語り、増産するように引き続き外交圧力をかけていることを明らかにした。
一方、民主党の大統領候補に確定したケリー上院議員は、ブッシュ大統領の対OPECへの弱腰姿勢が事態を悪化させたなどとする声明を発表、政権を批判した。
ただ、31日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は米国原油在庫の増加を背景に反落、指標の米国産標準油種(WTI)5月渡しは前日終値比0.49ドル安の1バレル=35.76ドルになった。OPECの合意は「相場に織り込み済み」と材料視されなかった。
[毎日新聞4月1日] ( 2004-04-01-11:49 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040401k0000e020082000c.html