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(回答先: 請約金6兆ウォン台… 史上最大の「投機天国」 [朝鮮日報] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 25 日 00:18:50)
ソウル・龍山(ヨンサン)に建設中の住商複合マンションの分譲に20万人余の請約(口座を開き、一定期間預金をするとマンションの分譲権が入手できるもの)希望者が集まったという。単一の分譲では史上最大の記録だ。「分譲権転売禁止」が発効される前に行われる最後の分譲だったために多くの人々が集まったとはいうが、300対1に近い高い競争率は韓国社会にいまだ残っている「不動産腐敗神話」を象徴している。
請約手続きを担当した銀行が朝から殺到する申請者のために一般業務ができなかった程で、申請者が請約証拠金として支払った金額だけで6兆ウォンにおよぶという。
請約業務を代行した銀行支店の前の数百メートルにおよぶ長蛇の列は、韓国社会の経済および社会的な現況を代弁する断面図のようなシーンだといえる。
早朝から番号札を受け取るために数時間も並んだ人々の大部分は「今回また一儲けしよう」と乗り出した投機屋ではない。平凡な主婦やサラリーマンたちだ。当選と共に分譲権を処分すれば億台の差益を得ることができるという噂に、定期預金を崩したり、借金をして集まってきた人たちだ。
しかし競争率が100対1以上を超えれば当選確率は“0”に近いというのが専門家の診断だ。にもかかわらず人々がこのようなわずかの可能性に期待をかける理由は「既にいくら財布の紐をしめても、貯蓄する方法でまとまったカネを作れる時代は終った」という判断によるものだ。
このような状況では、専門投資家のように理財に明るくない大衆は不動産に走る道しかないかもしれない。少し利益になる投資の噂が広がっても数兆ウォンの不動資金が集まってくるのもこのような背景による。
もちろん汗を流して稼ぐ勤労所得を軽く考え、一攫千金の不労所得を探し回る社会は健全とはいえない。しかし預金金利が4〜5%に落ちた低金利時代に、庶民がまとまったカネをつくる夢を不動産投機にかけるほかない経済も、決して“良い”経済とはいえない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/24/20040324000077.html