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(回答先: NY外為(12日):ユーロが対ドルで大幅安、欧州景気に鈍化の兆し [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 13 日 20:03:14)
【記者: Joshua Krongold 】 3月12日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレー、オランダのABNアムロは12日までに、6月時点のドルに対するユーロ相場見通しを下方修正した。ゴールドマンは、円に対するユーロの見通しも引き下げた。
ゴールドマンは、6月末のユーロの対ドル相場予想を1ユーロ=1.20ドルと、従来の同1.26ドルから下方修正。対円では1ユーロ=126円と、同132円 30銭から引き下げた。モルガン・スタンレーは同1.19ドル(従来予想は同1.25 ドル)、ABMアムロは同1.30ドル(同1.33ドル)に引き下げた。
ゴールドマンの世界経済調査責任者ジム・オニール氏はリポートで、ユーロ圏の「域内需要は依然として、他の国・地域に比べ低迷ぶりが目立つ」として、「ユーロはどちらかと言えばやや過大評価されている」との見方を示した。
欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーのウェルテケ独連銀総裁は 11日、「欧州、特にドイツでは、成長は非常に弱々しい」と語った。スティーブン・ジェン氏とティム・スチュアート氏が率いるモルガン・スタンレーの為替チームは、ウェルテケ総裁の発言はユーロ圏成長率がECBの予想を下回っていることを示唆する初の当局者発言だとして、「このような発言がさらに出てくれば、利下げの可能性が高まりユーロの押し下げ圧力となる」と書いている。
ジェン氏はさらに、「米国の成長が続かない可能性を示唆する兆候は増えているものの」、ユーロ圏の成長率はさらに低く、ユーロが「ドルに代わる良い選択肢」であるかどうかは「不明だ」と指摘。従って、「小規模な上昇はあっても、ユーロが再び1ユーロ=1.30ドルを試す時期は終わった」との見方を示した。
また、ABNアムロのポール・マッケル氏は、欧州当局者からユーロ高を懸念する発言が繰り返し出ていることが見通し引き下げの理由だと説明した。
一方で、米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは、ユーロに対するドルの上昇には「同意できない」として、米株の下落や債券利回り低下、年内利上げの「リスクの後退」を理由にドルの売りを推奨した。
原題:Goldman, Morgan Stanley, ABN Amro Cut Euro Forecasts (Update3)(抜粋)
更新日時 : 2004/03/13 13:01 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=a5cu0ncWJhNs&refer=jp_us