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(回答先: 米次期駐日大使、早くも日本に注文 牛肉輸入や米軍再編(asahi.com) ─「政治ではなく科学に基づいて」やりましょう 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 3 月 16 日 09:04:29)
BSE:「飼料検査は不十分」米会計検査院が指摘
【ワシントン木村旬】米会計検査院(GAO)が、米食品医薬品局(FDA)に対し、牛海綿状脳症(BSE)の発生防止で重要な牛の飼料の検査に「十分な体制を取っていない」と指摘する報告書をまとめていたことが14日分かった。米国では日本に対し、米国産牛肉の早期輸入再開を求める声が強まっているが、問題点が判明したことで、今後の輸入再開論議にも影響を与えそうだ。
米国は97年に牛に肉骨粉の混ざった飼料を与えることを禁じたが、報告書によると、FDAは飼料工場など約1万4800施設を検査したものの、いったん検査を受けた施設の2割(約2800施設)は少なくとも5年間、再検査を受けていなかった。GAOは「このうち数百の施設は、潜在的にBSE感染の高いリスクがある」と指摘している。
さらに、ある飼料工場では、製造工程のミスで約1年にわたり肉骨粉が飼料に混入し、流通していた。工場はFDAの指摘を受け、自主回収したが、FDAは米農務省に事実関係を報告していなかった。
GAOは02年の報告書で、FDAに体制の改善を促しており、今回の報告書は「改善はしたが、実効性に限界のある状態が続き、米国の牛をBSE拡大のリスクにさらしている」と指摘した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/disease/news/20050315k0000e010088000c.html
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