投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 2 月 10 日 18:00:48: ihQQ4EJsQUa/w
牛血統偽装に懲役3年求刑 「BSEまん延も」と検察(12:48)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005021001001095
牛の品種や血統の情報を管理する個体識別番号を記載した「耳標」を別の牛に付け替えて販売したとして、詐欺や牛肉トレーサビリティー法違反などの罪に問われた北海道小清水町の元町議で元家畜業林忍被告(67)の初公判が10日、釧路地裁北見支部(伊東顕裁判官)であり、林被告は起訴事実を認めた。
検察側は「牛海綿状脳症(BSE)をまん延させかねない悪質な犯行。国が耳標の改良を検討するなど社会的影響も大きい」として懲役3年、罰金50万円を求刑し、即日結審した。判決は3月9日に言い渡される。
牛肉トレーサビリティー法はBSEの発生や相次ぐ食肉偽装事件を受けて2003年に施行。生産から食肉処理段階までを番号で管理し、番号が記載されている耳標を正当な理由なく取り外すことを禁じており、林被告が全国で初めて同法違反の罪で起訴された。
雪印食品株主の請求棄却 牛肉偽装めぐる代表訴訟(16:19)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=NGK&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005021001001683
牛肉偽装事件で解散に追い込まれた雪印食品(清算中)の個人株主が、当時の役員13人(2人は死亡)が経営判断を誤り会社に損害を与えたとして、同社清算人に約300億円を賠償するよう求めた株主代表訴訟の判決で、東京地裁は10日、株主の請求を棄却した。
判決理由で西岡清一郎裁判長は「牛肉偽装工作はミート部門の担当職員が中心となり短期間に集中的に実行したもので、役員は察知し得なかった」と指摘し、役員の共謀や監視義務違反を否定した。
訴えたのは東京都の個人株主。雪印食品が2001年秋、牛海綿状脳症(BSE)対策の在庫牛肉買い上げ制度をめぐり、外国産牛肉約30トンを国産牛肉と偽って申請し、約1億9600万円をだまし取った事件について、経営幹部の責任を主張し「消費者の不信を招き、会社を解散に追い込んだ」としていた。
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