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米、カナダ産の生牛も輸入再開へ 生後30カ月未満 [朝日新聞]
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http://www.asahi.com/business/update/1230/052.html
米農務省は29日、牛海綿状脳症(BSE)の発生で禁止したカナダからの生牛輸入について、生後30カ月未満の牛に限り、05年3月7日から解禁すると発表した。すでに牛肉の輸入は一部解禁していたが、生牛に対象を広げることで、日本への牛肉輸出再開への地ならしにしたい考えだ。
米政府は、カナダが国際基準を満たす検査など一定の予防措置を講じているとして、条件付きでの輸入解禁が認められる「リスクが最小限の地域」にあたると説明した。
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カナダ政府は30日朝、BSEに感染した疑いのある牛1頭が見つかったと発表した。10歳の乳牛で複数回の検査で陽性反応を示した。今後3〜5日で最終結果が判明するという。カナダ政府は「最終確認後に発表するのが普通だが、29日の米政府の決定を受け、情報をできる限り提供することが賢明と判断した」と説明している。
米農務省は朝日新聞の取材に、「陽性と確認されても、年齢が解禁の対象外であり、輸入再開方針に影響はしない」(報道担当者)と話した。 (12/31 01:03)