現在地 HOME > 掲示板 > 狂牛病・遺伝子組み換え10 > 431.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 米産牛肉:輸入再開問題で日米の解釈割れる [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 26 日 01:41:56)
笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#8154 より転載
毎日新聞の記事によると、
「国産牛肉の輸入再開問題をめぐる日米局長級協議(21〜23日)の合意内容に対し、日米の解釈が割れている。」
として
アメリカ側は、「最大の焦点だった「月齢判別」の大まかな枠組みが固まったことで、米国は「合意」と表現した。」
一方で、日本側は、「品質証明制度の安全性を科学的に検証しない段階で輸入再開を決めることは、「あり得ない」(農水省幹部)との立場だ。」
とのコメントなのだが、
もちろん、食品安全委員会の顔を立ててのコメントであるにしても、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=126 で紹介した「 USDAの牛肉輸出再開に関するQ&A」などを見てもお分かりのように、アメリカ側の意図は、簡単に言えば、次の通りだ。
「今回は、輸出再開にまでは、あと数週間はかかるが、当面は、月齢を客観的に判断できる牛に限って、その牛肉を日本に輸出することになるが、これから45日以内に、月齢と生理的年齢との相関関係についての特別な研究も、完成させることで、まづ、肉質などによる生理学的格付けシステム確立の第一歩を踏み出す。
そして、最大の山場は、来年の7月で、ここで、本格的に、肉質での月齢判定が可能なように、今回の仮につくった牛肉輸出証明(BEV)プログラムを、OIEやWHOも巻き込んで、大幅な修正をさせるように持ち込む。
そして、来年7月以降は、肉質の判定によって月齢20ヶ月以下が証明できれば、堂々と輸出できるのだから、生産者の皆さん、モウ?ちょっとの辛抱ですよ。
でも、アメリカで毎年、と畜される三千五百万頭の牛のうちの70パーセントが、月齢20ヶ月以内の去勢牛や未経産牛なんだから、アメリカBSE発生前の昨年並みの輸出なんか、すぐ回復できてしまいますよ。」
っていっているのですよ。
日本の農林水産省も、下手にこまった顔していないで、もっと本当のことを、日本の消費者に対して、アメリカのUSDAが作ったQ&Aみたいなのを作って、知らせることが、この際、大事ですね。