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(回答先: 米国牛 来春にも輸入再開 危険部位の除去など確認(産経新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 10 月 24 日 06:02:45)
米国産牛肉輸入再開を巡る日米局長級協議は23日、一部の米国産牛肉について日本が輸入を再開する方向で基本合意した。日本がBSE(牛海綿状脳症)検査対象から、生後20か月以下の牛を除外する新たなBSE対策を実施するのを受けて、米政府が生後20か月以下と保証した牛について輸入を容認する。
日本の新BSE対策が施行される来年春以降に、輸入が再開される見通しだ。
外務省幹部は記者団への説明で、来年7月までには再開される可能性を示唆した。ただ、具体的な履歴の確認方法は今後の協議にゆだねられる。また、履歴を証明できる牛は全米の1割程度と見られており、本格的な輸出再開の実現までには曲折も予想される。今後3年間は事実上の全頭検査が続く国産牛肉と、検査をしていない米国産が併存する「二重基準」にも批判が高まりそうだ。
局長級協議で、日米が牛肉の輸出入を暫定的に再開するための「牛肉輸出証明プログラム」を米国が作成することで合意した。プログラムに沿った貿易再開の条件は、〈1〉特にBSEの危険が高い特定危険部位はすべての牛で除去する〈2〉再開するのは月齢20か月以下の若い牛で、月齢を証明する履歴を米政府が保証する――などとした。
日米両国は今後、専門家による検討チームを作り、具体的な履歴の証明方法や、信頼性のある農場や食肉処理場の特定などの協議を進める。
また、日本でBSEが発生したことを理由に禁止されている和牛の輸出も米国は容認する。
21日から始まった日米協議では、米国は肉質で月齢が確認できると強く主張した。
これに対して日本は「非科学的だ」と強く反発、交渉が難航していたが、23日になって米国は日本の主張を原則として受け入れ、来年7月に改めて日米両政府で条件を見直すことで譲歩した。
米国産牛肉は2003年12月に米国でBSE感染牛が確認されたことを理由に、日本への輸出が禁止されている。
(2004/10/24/01:55 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041023i213.htm