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http://www.janjan.jp/area/0405/0405264731/1.php
大阪府食肉事業協同組合連合会(府肉連)などによる一連の牛肉偽装事件に関し、5月24日の大阪府議会で大阪府の太田房江知事が、逮捕されている「ハンナン」グループ元会長・浅田満容疑者(65)が関わる敷地内の建物で業者側から酒食のもてなしを受けていた事実を認める答弁をした。(関連記事http://www.jcp-osakahugikai.com/katudou/2004/20040525.htm)
日本共産党大阪府議団の小谷みすず議員の質問に答えた。府議会のインターネット中継録画によると、小谷議員は2000年7月8日に太田知事が浅田容疑者のグループ会社である「聊娯亭」(りょうごてい)が所有する敷地内建物で、大阪府関係者らとともに、酒食の接待を受けたことを指摘、太田知事の政治的・道義的責任を追及した。(関連サイトhttp://www.pref.osaka.jp/gikai/cyuukei/rokuga/index_1.html)
太田知事はこの事実を認め「(会合は)府議会議員と意見交換するためのもので、先方には場所を借りただけ」と答弁、「ただ場所や方法については別の方法があったのではないかと反省している」と不適切な会合方法であったと述べた。
小谷議員は再質問で政治的・道義的責任はないのかとただしたが太田知事は同じ答弁を繰り返すだけだった。
この件に関してはこれまでにも同様の答弁をしていたが共産党府議団は「事実と矛盾している」と府議会で改めて追及したもの。
会合は太田氏が知事に選出された5ヶ月後に設定されたもので、この時期に大阪での食肉市場の再編事業が進められており、浅田容疑者らに大阪府が何らかの便宜を図ったのではないかという疑惑がもたれている。
いずれにしても「府議会議員との意見交換」にわざわざ浅田容疑者が関わる場所で会合を持つことがきわめて不自然だ。また、作家・溝口敦氏のインタビューに対し太田知事は、会合の場に浅田容疑者がいたこと、料理は懐石料理でみやげに、すき焼き用の肉をもらったことを認めており(「食肉の帝王・講談社刊」より)、これは業者とのゆ着と受け取られても仕方がない。
大阪府民でこの事実を知る人は少ない。知っていたなら先の知事選で太田氏を再選させることはなかっただろう。太田知事の政治的・道義的責任はないという「詭弁」は偽装事件が中央政界をも巻き込む一大疑獄事件に発展しかねないだけに、認めるわけにはいかない。
(山本ケイ)
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阿修羅転載時点での記事への意見は以下のようになっています。
[1688] 太田知事と浅田元会長は相撲ファンという共通項以外は何? 名前:水沢健彦
日時:2004/05/29 12:47
太田知事は計4回、「ハンナン」グループ元会長・浅田満と会っているという朝日新聞の報道があるが、山本記者が書いているように府議会で追及された1回だけが今のところ問題視されている。その他の3回はなんであったのか、気になるところ。
[1690] 底無し沼の黒い交際 名前:山本ケイ
日時:2004/05/29 15:08
確証がないので書きませんでしたが、太田知事は浅田容疑者と会って「生々しい」話もしたといいます。さらに、太田知事と浅田容疑者との仲介をした府議会議員は刑事被告人となった人物です。太田氏は知事選出馬時には自民党と折り合いが悪かった。浅田容疑者は巧みに取り入り府政にまで影響力を行使しはじめた、というのが私の個人的な見解です。さらにさらに横山ノック前知事時代から(それ以前からかも知れませんが)、浅田容疑者は大阪府政に影響力を持っていたフシがあります。私が浅田容疑者が「食肉界のドン」ならぬ「関西裏社会のドン」とする根拠でもあります。