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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040528-00000040-san-soci
浅田容疑者ら再逮捕へ
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の国産牛肉買い取り事業をめぐる大手食肉卸「ハンナン」元会長、浅田満容疑者(六五)らの牛肉偽装事件で、全国同和食肉事業協同組合連合会(全同食)と大阪府食肉事業協同組合連合会(府肉連)を通じて買い取り申請したハンナングループなど浅田容疑者関連の六業者・団体すべての申請分に、対象外の牛肉を偽装した牛肉が含まれていたことが二十八日、分かった。
大阪府警捜査二課は浅田容疑者が絡む申請のほとんどに不正があったと判断。同日午後、助成金約三十六億五千万円を不正受給した補助金適正化法違反容疑などで浅田容疑者ら十三人を逮捕・再逮捕する。このうちグループ会社の監査役ら二人は取引の書類などを廃棄した証拠隠滅の疑いも持たれている。浅田容疑者の逮捕は三回目。
農水省のリストによると、全同食と府肉連を通じて買い取り申請した浅田容疑者関連の業者・団体は、「大阪ミートパッカー」(大阪府堺市)▽「羽曳野市食肉事業協同組合」(同府羽曳野市)▽「ダイナンフーズ」(同)▽「阪南畜産」(同)▽「中部ハンナン」(岐阜県大垣市)▽「十勝ハンナン」(北海道池田町)。
調べでは、六業者・団体を合わせた申請量は約千六百五十トンで、全同食と府肉連の総申請量(三八六一トン)の約四割。うち「ダイナンフーズ」の九六・五トンに十三年十月十八日の全頭検査開始後に解体された牛肉が含まれていることが新たに判明するなど、いずれの業者・団体の申請牛肉にも偽装牛肉があったことが裏付けられた。偽装牛肉の総量は約三百トンにのぼるとみられる。
国産牛肉買い取り事業で全同食と府肉連が受け取った助成金の総額は約七十六億三千万円。府警は約十四億円分を立件しており、今回の再逮捕容疑の約三十六億五千万円を含め、立件総額は約五十億四千万円になる。(産経新聞)
[5月28日15時56分更新]