現在地 HOME > 掲示板 > 狂牛病・遺伝子組み換え10 > 207.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6511 より転載
4月27日に、USDAが、アメリカ・テキサス州のSan AngeloのLone Star Beef で、BSE症状を見せた牛がいるということで、検査中との話であったが、なかなか、検査結果が出てこないので、不思議に思っていたが、今入ったロイター報道http://www.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml?type=healthNews&storyID=5021340§ion=newsによると、検査されるべきこの牛は、検査をすり抜け、死骸は、すでにレンダリングに回ってしまっていることがわかったそうだ。
したがって、BSE判定のための脳組織も、採取し得なかったようで、改めて、USDA検査手続きのずさんさが問われることになりそうだ。
USDAの言うに、標準手続きによれば、政府機関が、当該牛の脳組織を集めるまでは、死骸は、手元においておくべきところ、このケースの場合はそうでなかったといっている。
しかし、どうも、この話、計画的のような気がする。
なぜなら先にも書いたように、もし、このテキサスの牛がBSEと判定されたとなれば、これまで、せっかく日米協議の再開によって、この秋までには、何とか日本などへのアメリカ牛肉輸出再開にこぎつけそうなストーリーが崩れてしまうからだ。
今回のテキサスのケースを疑惑隠しと取るかどうかで、今後の日米協議の雲行きも一段と怪しくなりそうな気配ではある。