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(回答先: 北海道でBSE11頭目 乳牛、また96年春生まれ [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 07 日 13:17:36)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040307-00001013-mai-soci
農水省は7日、北海道標茶町の牧場でけがで殺処分になった7歳の雌の乳牛(ホルスタイン種)が、BSE(牛海綿状脳症)に感染していたと発表した。BSE感染牛は国内11頭目で、「死亡牛検査」からBSEが見つかったのは初めて。同省は9日にプリオン病小委員会(委員長・小野寺節東大教授)を開いて、確定診断する。
同省によると、この牛は今月3日、牧場内を走っていてすべって転び、股関節を脱臼した。獣医師の判断で、4日に殺処分された。転ぶまでは自立不能などBSE特有の神経症状は示していなかったという。
牛は96年4月8日生まれで、過去10例のうち7例と同じ96年春生まれだったため、北海道十勝家畜保健衛生所(帯広市)が今月5日にBSE1次検査(エライザ法)を行ったところ、陽性と判定された。7日に独立行政法人動物衛生研究所(茨城県つくば市)で行った精度の高い2次検査(ウエスタンブロット法)でも陽性と判定された。
国内の牧場でけがや病気で死ぬ2歳以上の牛は、推計で年間約10万頭。03年度から「死亡牛全頭検査」が行われているが、北海道など6道県は死んだ牛の一部を検査している。施設整備を終えた04年4月から全頭検査に移行する予定だった。国内BSE発生後の01年10月18日から今年1月末までに検査を受けた死亡牛は4万9436頭で、これまで陽性の牛はなかった。同省の栗本まさ子衛生管理課長は「いずれ見つかると思っていた。感染ルート解明のための新たな知見としたい」と話している。
これに対し、食用に出荷された牛に対する全頭検査は、01年10月に始まり、これまで292万頭以上が検査を受けて、10頭の感染が見つかっている。
北海道は5日から、この牧場に対し、飼育している牛計160頭を移動自粛を要請している。【早川健人】(毎日新聞)
[3月7日13時7分更新]