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(回答先: 機密漏えいに民間人も罰則 原発テロ対策で懲役1年 原子炉規制 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 1 月 31 日 08:55:47)
20年間原発の施行、点検に携わってこられた平井さんのお話には、非常に説得力があります。
http://www.asyura2.com/0403/genpatu2/msg/603.htmlやhttp://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/のような、原発関係者による告発を、やめさせようとする狙いがあったとしても不思議じゃない。
平井さんと浜岡住民との対話(2)
原子炉にくっついている配管がもたない
地震が起きた場合、いわゆる原子炉、これは一番みんな問題にするんですね。耐震設計の見直しとか、何とかいっている。私が言うのは、それ以前。原子力発電所の中で人間の体でいう血管ね。これと同じくらいある配管。これが持たないんですよと言うんです。
私も、これは非常にみなさんに怒られたんですが、「地震だったら、原発いうのはそんなやわなものではないよ」 というような話をしてたんです。辞めてからも。「地震には絶対自信があるよ、原発というのは」。でも、阪神大地震を見にいって、「こりゃだめだ。こりゃ持たないな」と本当に実感したんですね。「こりゃ、原発というのは、とってもじゃないが地震に耐えられない」と。原子炉そのものは上下や横揺れするかもしれない。でもそれに全部配管がくっついているんです。配管が。これがもう持たない。
日本の科学技術というのは、大したもんじゃないんですよ。でも、今の原発論争そのものが机上の空論、机の上だけの話なんですよ。原発そのものを見たことがないのに、 「原発反対」っていっている学者にしても、「推進だ」といっている学者にしても、じゃ原発の中を自分で手で触って、目で見て、自分が被曝をしながらやったことがあるのか、そういう経験はみんなないんですよ。
私も原発反対言っている学者の先生たちをたくさん知っているんですが、私、言うんです。「あんたたち、いい度胸している」と。「見たことがないものを、どのようにして安全だとか危険だといって話が出来るんだ」と。
私が危険だと言うのは、自分が工事をやって、「浜岡原発の一号機、二号機の、いわゆる配管サポートはこういうふうだ」と。自分がやっているから言えることであって。
やはり、この浜岡原発いうのは、大きな東海地震が今日か、明日かといわれている。今、一番心配なのが浜岡原発なんです。今すぐにでも運転を止めて閉鎖して、それから何十年と置いて、それから廃炉解体しなくちゃ。このまんまじゃ、今に取り返しのつかないことが起きてしまうと思う。さあ、みなさんどうするか、いうことですね。
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