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(回答先: 青森・六ヶ所村の再処理工場に劣化ウラン搬入 [ANN] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 20 日 15:45:14)
2006年7月の操業開始を目指し、青森県六ヶ所村に建設中の日本原燃の使用済み核燃料再処理工場で、劣化ウランを使った試験運転が21日始まった。使用済み核燃料からプルトニウムとウランを分離・回収する初の商業用施設で、遅れていた国の核燃料サイクル政策が新たな一歩を踏み出した。
この日午前9時半ごろ、再処理工場内の中央制御室で、渋谷淳再処理工場長が担当職員に前日搬入した劣化ウランの粉末の入った容器(高さ2メートル、幅1・3メートル)を移動させるよう指示して、ウラン試験がスタート。見守っていた約50人の原燃職員らから拍手が送られた。放射性物質を使っての試験は初めてとなる。
この後、記者会見した児島伊佐美社長は「念願のウラン試験を開始できて感慨無量だ。今後ともさらなる緊張感をもって安全第一に取り組んでいく」と述べた。
試験は1年間かけて行われ、実際に劣化ウランで作った模擬燃料を切断したり、溶液にしたウラン粉末を機器や配管に流すといった本格的な試験は来月中旬以降になる。
一方、青森県は年明けから、再処理工場で取り出したプルトニウムとウランを混ぜて燃料に加工するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料工場(六ヶ所村)と、使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)の受け入れの是非を検討する。それぞれの施設について検討委員会を開き、安全対策などの検討に入る。
(2004/12/21/13:11 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041221i302.htm