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(回答先: イギリスは外国の核廃棄物を保管(Guardian)【日本のも埋めることになりそう】 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 12 月 15 日 18:44:08)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041216i102.htm
【ウィーン=石黒穣】英政府は14日までに、日本など海外から受け入れた使用済み核燃料の再処理で生じる中レベル放射性廃棄物について、相手国に送り返す従来政策を転換し、英国内で埋め立て処分する方針を決めた。
相手国には、その代償として、英国内の原子力活動で生じる高レベル放射性廃棄物の引き取りを求めるという。
英国核燃料会社(BNFL)で実施する再処理事業が対象。発表によると、英国内で処分する中レベル廃棄物の放射能の合計と、海外に搬出する高レベル廃棄物の放射能の合計を同じにする「等価交換」方式を採用する。
英政府は、英国内にたまる放射能の全体量は変わらないとし、容積のかさばる中レベル廃棄物の移動が不要となることで、輸送に伴うリスクや費用を大幅に軽減できる利点を強調している。また、中レベル廃棄物の処分を有料にすることで、収入も見込んでいる。
再処理に伴う放射性廃棄物は、核分裂生成物主体の高レベル廃棄物、変性したウランなどの中レベル廃棄物、金属片などからなる低レベル廃棄物と、放射能に応じた3段階がある。
決定は、英国内で埋め立て処分する範囲を、従来の低レベル廃棄物に加え、中レベル廃棄物にも広げるもの。高レベル廃棄物はこれまで通り、相手国に返還する。
日本から英国へ送った使用済み核燃料の再処理は進んでいるが、放射性廃棄物の返還は始まっておらず、製品のプルトニウムともども英国側に蓄積している。
高レベル廃棄物の返還は2005年にも始まる見通し。日本は、より危険な高レベル廃棄物の追加的な引き取りを迫られることになり、原子力計画に影響が出る可能性がある。日本では、高レベル廃棄物の最終処分地は決定していない。
(2004/12/16/10:38 読売新聞 無断転載禁止)