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曽培炎副総理はこのほど、原子力プロジェクトの研究などを担当する上海核工程研究設計院を視察し、次のように発言した。
電力供給における原発の比重を高めることは、わが国のエネルギー構造の改善にとって有益だ。原発体制の改革を深め、国際協力を強化し、原発の独自化に向けた歩みを早めなければならない。
20年余りの努力により、わが国はすでに100万キロワット級の原発設備製造能力をほぼ掌握し、原発燃料モジュールの国産化やシリーズ製品化に成功している。一部の重要分野では、世界でも進んだ水準を達成、またはそれに接近している。国際的な基準に合致し、比較的整った原子力の安全管理・事故緊急対応システムをすでに構築している。
原発の建設加速の機はすでに熟した。条件はほぼ揃った。国務院は、原発の独自化路線を加速し、「自主設計・自主建設・自主製造・自主運営」の目標実現に努力することを決定した。原発のシステム改革を深め、市場メカニズムの作用を存分に発揮させ、対外協力を強化し、委託プロジェクトの技術入札における対外交渉や導入作業を積極的にやり遂げなければならない。また、国家原子力発電技術公司の設立を急ぐ必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2004年11月9日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/11/09/jp20041109_45009.html