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(回答先: 保安院が浜岡原発調査へ 中部電がデータ偽造を確認 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 12 日 17:26:32)
静岡・浜岡原発で品質基準以下のコンクリ材料使用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041012i212.htm
中部電力は12日、静岡県の浜岡原子力発電所4号機(1993年運転開始)の建設に、品質基準を下回るコンクリート材料が検査をごまかして使われていたと発表した。
浜岡原発は東海地震の想定震源域の中にあり、コンクリート強度は耐震性を確保する上で非常に重要。中電は「再点検の結果、問題はなかった」と説明しているが、原子力安全・保安院は14日にも立ち入り調査を実施、中電の判断の妥当性を確認する。
中電によると、不正を行ったのは、コンクリートに混ぜる砂利を納入した業者「小笠開発」(同県御前崎市、山田和夫社長)。88年から92年にかけて計8回、砂利の「アルカリ骨材反応性」とよばれる品質試験を外部の試験機関に依頼した際、JIS規格を満たさなかった検査結果を書き換えたり、検査サンプルをすり替えたりして、問題がないように装い、中電などに報告していた。
基準を下回る砂利はセメントの成分と反応し、コンクリートが膨張して割れやすくなる。不正のあったコンクリートは、発電用のタービン建屋工事などに使われたが、原子炉建屋では使用されなかった。中電は今後、小笠開発への発注を取りやめる。
同社の元社員が不正を保安院に内部告発したことから、中電は7月末に調査を開始。並行してコンクリートの目視点検や非破壊検査などを進め、4号機を含めた同原発の5原子炉は、いずれもコンクリート強度に問題はないと結論づけた。
(2004/10/12/20:43 読売新聞 無断転載禁止)