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(回答先: 美浜原発3号機:減肉破断部以外の配管の一部が擦り切れ [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 17 日 16:25:49)
美浜原発の全機で肉厚不足放置 国の技術基準を独自解釈
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http://www.asahi.com/special/mihama/TKY200409160373.html
蒸気噴出事故を起こした関西電力美浜原発3号機(福井県)で、昨夏の定期検査で別の2次系配管で肉厚不足が見つかったにもかかわらず、関電が国の基準を独自に解釈し、配管を交換しないまま運転していたことが16日、経済産業省原子力安全・保安院の調査で分かった。同様の放置は1、2号機でも見つかっており、美浜全機での確認となった。独自解釈が常態化していた疑いがある。
3号機で肉厚不足が見つかっていたのは、給水系のポンプ吐出管。昨年5〜7月の定期検査で、当初11ミリあった肉厚が9.4ミリに減肉し、電気事業法に基づく技術基準で必要とされる厚みを0.1ミリ下回っていた。
また、復水管の1カ所でも4.8ミリだった肉厚が、必要な厚みと同じ3ミリにまで減っていた。主給水管など2カ所では必要肉厚を割り込むまでの推定寿命が0.2〜0.9年に迫っていた。
こうした配管は本来、すぐに交換すべきだが、関電は技術基準で火力発電所に認められている特例を独自に適用し、寿命をより長く評価。「安全に問題ない」として交換を翌年以降の定検に先延ばししていた。こうした二重基準は正規の社内基準ではないが、保安院は美浜原発では以前から続いていた疑いがあるとみている。
(09/17 08:51)