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http://www.asahi.com/national/update/0820/022.html
福井県美浜町の関西電力美浜原発の蒸気噴出事故で、破裂した配管の点検漏れについて、関電の辻倉米蔵・原子力事業本部副事業本部長は20日、検査会社から「点検漏れの指摘がなかった」と述べ、独力で気付くのは困難だったとの認識を示した。事故を調査している国の原子力安全委員会の分科会で説明した。
辻倉副事業本部長によると、昨年11月、検査会社の日本アームから今夏の定期検査に向けた減肉検査のリストが電子メールで美浜原発の担当者に送られてきた。300〜400カ所が記載され、破裂個所もあったが、「初回点検」とされただけで「点検漏れ」との注釈はなかったという。
ただ管理指針で主要な検査対象と定める流量測定装置の下流にあたることは書かれていた。
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一方、96年まで同原発の検査を請け負っていた三菱重工業は、事故まで点検漏れに気づかなかったと、説明を修正した。
事故直後は「漏れていることに気づいて99年4月と00年8月に日本アームに指摘した」としていた。その後の社内調査で、破裂部分が想定以上の減肉を起こす危険性があるとの注意喚起だったとわかったという。
日本アームも5年前に漏れを指摘されたと説明していたが、指摘は「破裂個所で減肉が進んでいる恐れがある」という内容だったとしている。 (08/20 20:09)