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(回答先: 美浜原発、検査漏れ判明後も点検担当者独断で運転継続 [読売新聞]【事実関係をぐちゃぐちゃにした異様な記事】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 8 月 10 日 23:42:26)
福井県の関西電力美浜原発3号機で配管が破損し11人が死傷した事故で、破損個所とは別の配管でも点検対象のリストから漏れた個所のあったことが、10日分かった。さらに美浜1号機と高浜原発4号機(同県)でもリスト漏れが判明した。
いずれも流量測定装置の下流で、配管が摩耗しやすい部分で、関電は安全の根幹にかかわるミスとして事態を重視。経済産業省原子力安全・保安院も調査に乗り出した。
点検リストは、いずれも原子炉メーカーの三菱重工業が、関電から請け負って作成。1986年に米バージニア州のサリー原発で起きた配管破裂事故を受け、配管内の摩耗が進みやすい部分を適切に監視するのが目的だった。しかし3基とも、2次冷却水が蒸気発生器へ戻っていく「復水配管」のほぼ同じ部分が、リストから漏れてしまった。
これらの部分は、配管内の水流量を測る「オリフィス流量計」という装置の下流にあたり、配管が徐々に摩耗し、肉厚が減る危険性があるため、定期的な点検が不可欠な個所。事故後、関電などが再点検した結果、リスト漏れが発覚した。
関電などによると、美浜3号機については、検査会社「日本アーム」(本社・大阪市)が昨年4月、データ入力システム変更のために点検項目を再調査した際、2か所の対象漏れを把握。同11月に美浜原発の機材保修課の担当者に点検を提案した。しかし担当者は、付近の他の配管の状況などから「大丈夫だろう」と判断、本社などに連絡せず、今月14日から始まる予定だった定期検査で調べることにしたという。一方、美浜1号機と高浜4号機は、問題となる部分の配管がすでに交換や点検されていた。
(2004/8/11/03:14 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040811i101.htm