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(回答先: 原子力委:使用済み核燃料コスト比較でシナリオ示す(毎日新聞) ― また試算だって 投稿者 シジミ 日時 2004 年 7 月 29 日 21:05:09)
http://www.asahi.com/science/update/0729/001.html
原子力発電所の使用済み核燃料を再処理する核燃料サイクルについて、国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は29日、旧科学技術庁による直接処分とのコスト比較の非公開資料が82〜92年に5件あったことを明らかにした。原子力利用長期計画(長計)の改定を進める策定会議で報告した。会議資料が公開されていなかった時代のものだ。同会議は、青森県六ケ所村で建設中の使用済み核燃料再処理工場の廃止も含めた政策比較を、8月から公開で始める。
一連の分析は国際機関の評価手法を参考にしており、同委員会の事務局だった科技庁が82年と87年に改定された長計の資料(3件)として提出していた。1割ほどサイクルが割高になるなどの結果で、85年度と92年度にも外部の研究機関へ委託していた資料もあった。いまの事務局がある内閣府は「日本独自に積み上げて試算したものではない」とみている。
同会議はこの日、今後の評価想定について、(1)全使用済み燃料を再処理する(2)六ケ所再処理工場で処理し切れない残りは直接処分する(3)六ケ所再処理工場を操業せずにすべて直接処分する(4)当面は中間貯蔵し、その後に政策を決める−−などの想定を提案。(4)については異論が相次いだ。
また、コスト面での評価にあたる技術検討小委員会(委員長=内山洋司筑波大大学院教授)の設置も決めた。
(07/29 20:33)