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(回答先: 使用済み核燃料、六ケ所村搬入を再開 反核団体が抗議(朝日) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 6 月 03 日 12:50:35)
青森県六ケ所村のむつ小川原港に3日朝、東京電力福島第二原発の使用済み核燃料を積んだ専用輸送船「六栄丸」(4,913トン)が接岸し、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場への搬入作業が始まった。搬入は、燃料貯蔵プールで水漏れの原因となった不正溶接が見つかり、2002年11月に凍結されて以来。見直しを求める声も上がる中で、核燃料サイクル事業は1年7カ月ぶりに再び動きだした。
六栄丸は午前6時に到着し、安全協定に基づき県職員らが船内で放射線量などを測定して安全性を確認。9時55分ごろから、使用済み核燃料約46トン(ウラン換算)分を収めた「キャスク」と呼ばれる鋼鉄製の輸送容器7基が陸揚げされた。容器は専用トラックに積み込まれ、専用道路で約7キロ離れた再処理工場に運ばれた。
青森県の三村申吾知事は原燃側の不正溶接の補修や改善策を受け、県議会や県民説明会で報告。国には核燃料サイクル事業に変更がないことを確認した上で、4月下旬に使用済み核燃料の搬入再開を容認した。
原燃は再処理工場の本格稼働を06年7月に予定し、今年6月には劣化ウランを使った稼働試験、来年6月に使用済み燃料を使ったアクティブ試験を計画。本格稼働までに約1600トンの使用済み燃料を貯蔵する予定。
原燃は本年度、全国の原発から使用済み核燃料計約529トンを受け入れる計画で、福島第二原発からは最も多い約239トンが搬入される。
電事連によると、福島第二原発の使用済み核燃料の貯蔵量は、3月末現在で1250トンと、管理容量1360トンの9割を超えていた。
[核燃料サイクル]原発の使用済み核燃料から再処理工場でプルトニウムとウランを取り出し、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に加工し再利用するサイクル。MOX燃料は通常の原発のプルサーマル計画か高速増殖炉(FBR)で燃やす計画だが、ウラン利用効率が優れたFRBは実用化が難しく、サイクル確立の見通しは不透明。世界では、使用済み核燃料を再処理せずに捨てる直接処分が主流だが、日本は全量を再処理する政策で、核爆弾に転用可能なプルトニウムが大量に取り出されることで国際的に注目されている。
(河北新報)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000015-khk-toh
●蓮池兄の知られざる危険な「本業」
とうとう、北朝鮮への武力攻撃まで主張しはじめた蓮池兄――。
しかし、である。だとすれば、こうした彼の発言はいったい、どこからくるのか。
以前から蓮池兄はを取材している地元紙記者がこう語る。「当然、金正日体制打倒
を目的とする『現代コリア』や『救う会』の影響もあるでしょうが、それだけでは
ない。蓮池さん自身にもそういう体質、つまり国家主義な『思想背景』があるんで
すよ。というのも、蓮池さんの勤務先はあの会社ですからね」
あの会社――。そう。インタビューや著書などでは自分の職業「エネルギー関連
」としかいわずに詳細を伏せている蓮池兄だが、実はあの「東京電力」の社員なの
である。「蓮池さんは1977年に東京理科大学を卒業後、東京電力に入社し、現
在も社員として同社に在籍しているはず。蓮池さんの実家のある新潟県柏崎市は原
子力発電所があることで知られてますが、電力会社は地元との融和のために原発の
ある地域の住民を積極的に採用していますからね」(前出・地元紙記者)しかも、
蓮池兄はたんに巨大電力会社の社員というだけではない。東京電力というば、昨年
、福島や柏崎の原子力発電所をめぐってトラブル隠しが次々に発覚。世論の激しい
批判を浴びているが、彼がこの会社でやっている仕事というのはまさにその原子力
発電、それももっとも問題が多いといわれる「核廃棄物(使用済燃料)再処理」に
関わるものなのだ。
たとえば、ここにきて本誌が入手した資料があるが、それによれと、蓮池兄のここ
数年の所属部署・肩書きは以下のようなものである。
1997年 東京電力・原子力燃料リサイクル研究室 副研究室長兼主管研究員
1998〜1999年 同 バックエンドグループマネジャー 主管研究員
2000年 同・原子力技術部 リサイクル技術センターリサイクルグループ
グループマネージャー
2001年 同・原子力技術部 フロントエンド技術グループ マネージャー
そして、2002年から蓮池兄は「日本原燃」という、各電力会社なぢが出資し
て設立した核廃棄物関連企業に出向。現在は同社で、燃料製造部副部長の職にある。
その仕事の内容について東京電力関係者がこう証言する。
「蓮池さんはこの数年、プルトニウム生産や使用につながると大きな問題になっ
ている核廃棄物再処理に関するプロジェクトを一貫して担当しているんです。
とくに日本原燃に出向してからは、例の国家的プロジェクトである『プルサーマ
ル計画』の中心的役割を担っている、というのも、現在も日本原燃は『六ヶ所再
処理工場』内にプルサーマル計画に不可欠な『MOX』という燃料の加工工場建設
を計画しているんですが、蓮池さんはその許認可申請の担当者なんです」
なんということだろう。「六ヶ所再処理工場」といえば、周知のように、青森県
六ヶ所村に現在建設中の「プルトニウム生産工場」で、「日本最悪の核施設」と呼
ばれる場所。そして、その中でも蓮池兄が担当している「プルサーマル計画」とい
うのは、そのとてつもないデタラメぶりと危険性から、今、原発反対派のもっとも
激しい批判を受けている計画ではないか。
原子力問題に詳しい評論家がその危険性をこう解説する。「六ヶ所再処理工場は
核廃棄物からプルトニウムを抽出する施設なんですが、このプルトニウムという
のは、通常の原発が燃料として使っているウランの一億倍の毒性を持つうえ、少量
で簡単に原子爆弾が作れるというきわめて危険なシロモノ。また、その過程では、
通常の原発一年分の放射能がたった一日で出るといわれており、英仏では周辺に白
血病が多発しているという事実もあります。しかも、政府と電力会社が97年『プル
サーマル計画』はこの六ヶ所で抽出したプルトニウムを使ってMOXという燃料を
生産、それを既存の原発の燃料にしようするという計画なんです。既存の原発は燃
料がウランであることを前提に作られているのに、それにプルトニウムを使うとい
うんです。実際、専門家からは『プルサーマル計画』によってチェルノブイリ級の
事故が起きる可能性も指摘されていますし、この方式は大量の放射性廃棄物を発生
させるという問題もある。事実、日本以外のほとんどの国はその危険性を考えて、
すでに『核廃棄物再処理』『プルサーマル計画』から撤退し始めているのが実情な
んですから」
まさに百害あって一利なし、区民の性メインをお日々や化すだけの最悪の計画
ということらしい。そして、繰り返すが、蓮池兄はその国民の生命を脅かす最悪
の計画の許認可申請の担当者、つまり旗振り役なのである。
●蓮池兄と日本のプルトニウム保有
だが、本誌が今回、蓮池の職業に注目したのは、単純に危険なプロジェクトの
旗振り役を平気で務めるそそのメンタリティを指弾したかったからではない。実
をいうと、この蓮池兄が関わっている「核廃棄物再処理」「プルサーマル計画」
という事業そのものが、まさにその国家主義的思想にもとづいてる部分であるか
らだ。先の評論家が語る。「実は今、日本政府や電力会社が強引に進め、蓮池さ
んが旗振り役を務める核廃棄物再処理やプルサーマル計画というのは安全性だけ
でなく、コスト的にもまったくメリットがないんです。だからこそ、他国は次々
と撤退し始めているわけですが……。ところが、日本だけはかくも無謀や計画に
今も突き進もうとしている。そしてその背景には、日本政府の『まずプルトニウ
ム保有ありき』という方針があるんです。敗戦国の日本はIAEA(国際原子力
機関)から民生目的以外のプルトニウム保有を禁じられていますから、その保有
のための大義名分をたてる必要がある。それで無理やりなんのメリットもない、
プルトニウムを使った発電に固執し続けてきたというわけです。では、なぜ日本
政府がそこまでプルトニウム保有にこだわるのか。答えはひとつ。プルトニウム
が核兵器製造に不可欠な原料だからでしょう。日本政府は将来の核武装に備えて
、どうしてもプルトニウムを保有しておきたいんですよ」
核武装のためのプルトニウム保有?にわかには信じ固い話だが、しかし、こ
れは妄想でも陰謀史観でもない。あるベテラン政治評論家も、日本のプルト
ニウムによる発電計画が核武装の意思と密接な関係にあることをこう指摘する。
「日本ではじめてプルトニウムを使った原発(高速増力炉)の計画が立ち上げら
れたのは、岸信介が首相だった58年。直前に、岸は国会で『日本は核武装を保有
できる』と発言して物議をかもしているが、この計画は、明らかに将来の核武装
を見越してのものだった。冷静かで自主独立を勝ち取るために、核武装は不可欠
と考える岸に、戦前の国策会社的体質をひきずる電力会社が全面協力していった
という図式だよ。しかも、その後佐藤栄作、中曽根康弘という『核武装論者』に
よってより推進・強化されていったという経歴がある。当然、今も、自民党や経
済産業省の官僚もそして電力会社の幹部にこうした最初の動機は受け継がれているはずだ」
ようするに、日本も核開発が指摘される北朝鮮を攻められない状況下にある
というわけだが、問題は、蓮池兄がその「核武装」という国家主義的動機に裏
打ちされた計画のど真ん中で仕事してきたという事実だろう。原子力産業の関
係者もこう語る。「実際、原発や核廃棄物再処理に関わっているキャリアや
技術者には、国家主義的な考え方をする人間が多い。中には実際に『核武装』
を口にする人間もいますしね。また一方ではね反対運動の矢面に立たされてき
たために、左翼に対する憎悪が激しいのも特徴です(笑)蓮池さんもこういう
連中の中にいたわけですから、そういうものの考え方に感化されていても不思議はありません」
しかも、蓮池兄にはもうひとつ、勤務先の東京電力という問題もある。
たとえば、蓮池兄が東京電力の一社員でありながら、ここまで拉致問題に専念
していることに対して「仕事のほうは大丈夫なのか」という心配の声もよく聞
くが、どうもこの「家族会」事務局長の活動の背景には、「会社のお墨付き」
があるようなのだ。当の東電社員がこう語る。
「そう聞いてます。それもウチの社長が蓮池さんを直接、社長室に呼び、自ら
『仕事のことは気にしないでいいから、思いっきりやってくれ』といった、と」
これだけ聞くと心温まるエピソードだが、この「お墨付き」がほんとうに人
道的な理由によるものなのかどうかきわめて疑わしい。というのも東電は数ある
電力会社の中でも、その凄まじい情報操作や謀略体質でつとに知られている企業
だからである。実際、東電の内情に詳しい経済史編集部はこう語る。
「たしかに、東電の幹部連中は蓮池さんの過激な政治的は言に眉をひそめるどこ
ろか、むしろ大喜びしているからね。本人の意思とは関係なく、蓮池さんを政治
的に利用しようとしている可能性は考えられる。たとえば、蓮池さんの担当して
いる『プルサーマル計画』は現在、導入が予定されている高浜、福島、柏崎刈羽
などの各原発の地元で、市民団体の猛烈な反対が起こり、頓挫状態だが、蓮池さ
んを使えば地元の柏崎刈羽を突破口にするという作戦もありえるし、将来的には
、彼を政界に送り込んで、電力業界と核保有勢力の代弁者にすることも考えられる。