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(回答先: 核燃料再処理放棄は「レッドカード」 原子力委員長語る (朝日新聞) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 5 月 14 日 21:03:29)
http://www.asahi.com/business/update/0516/001.html
国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は、原子力開発利用長期計画(長計)を改定し、核燃料サイクルの主な事業の実施時期を明確にしない方針を決めた。青森県六ケ所村に06年の操業めざして建設中の再処理工場以外は、大まかな方向性を示すだけにとどめる。事業者が長期の中間貯蔵を選べる柔軟路線につながる一方で、原発の使用済み核燃料の全量再処理の事実上の先送りにもなる。
現行の長計が「2010年ごろからの検討が妥当」とする第2再処理工場は、時期を明示しないだけでなく、必要性を含めて再検討する。
使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを原発(軽水炉)で使うプルサーマルは、2010年までに累計16から18基という事業者の計画を盛り込み、「着実な推進が適切」としている。
しかし、今度は具体的な実施年を入れず、高レベル廃棄物の処分開始も「遅くとも2040年代半ばまで」というめどを明示しない見通しだ。
00年改定の現行の長計でも高速増殖炉など時期が示されなくなった事業はある。原子力委は今回さらに徹底する。
原子力委は6月から改定作業に入り、年内に終える見通し。使用済み核燃料は六ケ所再処理工場で処理できる以上に発生するため、事業者が長期の中間貯蔵や直接処分を選べるよう研究するべきかどうかも論議される。
(05/16 11:03)