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(回答先: 男女の対立? 投稿者 律 日時 2004 年 7 月 24 日 15:07:20)
律様 お久しぶりでございます。
ネットワークの調子が悪かったとの事、了解しました。
それをきっかけに投稿をお控えになったとのこと、少し残念に感じます。
もう少し、律様が納得なさるまで、ご議論をお続けになることを期待していたものとしては(僭越ではありますが)寂しくも感じます。
伊田広行氏の事、了解しました。
フェミニズムの分野では有名な方なのでしょうか?
>本当いうと、あっしら様のいわゆる「善意の人」に対するアプローチにも、「脅し」の教説的な要素を感じ取ってしまい、そこが、思わずあっしら様に絡んでしまいたくなる一要因だったんですが、それはそれとして。
えっと、わたくしが言うのもなんなのですが、あっしら様は「脅し」てはいないと思いますよ。言い方は乱暴ですけど(笑)。
「善意の人」を、愛憎ぐちゃぐちゃの思いでみているけれども、理解して欲しい、知識を持って欲しい、考えて欲しい、対話して(聞く耳を持って)欲しいとおっしゃってるだけのような気がします。
わたくしも、ひとつところにいないで、広い目で見て欲しいとは思っています。目標(善意の対象)が定まると、それ以外みえなくなる方が多いと思いませんか?常識にしばられる方が多いとは思いませんか?
どうもわたくしはお嬢様育ち(笑)のせいか、母親にほっておかれたせいか(父親は猫っかわいがりしてくれたのですが、なんせ仕事人間でして、家庭は顧みなかった)友達も少なかったせいか、「世間の常識」というものが希薄で、それをすべて自分で構築しなければならなかったのです(だから感性の上に論理がある)。常識がないことは、昔からコンプレックスだったのですが、今はなくてよかったのかもしれないと思っています(笑)。
あと題名の「男女の対立?」についてもレスさせていただきたいのですが、よろしいですか(それについての言及があるかな、と思ったのですがなかったので)?
ええと、わたくしは日本のフェミニズムの根っこの一つは、迫害された女性の男性に対する対抗意識から来ると考えています(反論は受け付けます)。
明治時代以降(以降なんです。それ以前は上流階級は別として、農村の貴重な労働力として尊重されてきました)、戦争で、男性が戦力として大切だった(女性より力が強いので、戦争でより役に立つのは男性だとは同意していただけますよね?)せいもあり、男性は女性より優位にたたされ、女性が迫害されてきたのは、律様もご存じだと思います。
その期間、女性の中で濃縮されてきた男性に対する呪いに近い思いは(女性が人間としてではなく、子供を産む道具として扱われて来た期間が長いために)、かなり大きなものがあるような気がします。それがフェミニズム運動のエネルギーの一環を担って来た、と考えているのです。
女性が人間としてではなく扱われて来た「教育」は、男性に女性蔑視の視線を残し、女性に性的な閉鎖と男性への呪いを残した、と。
そんな記憶に縛られた対立をいつまでも続けていてはいけないんではないかと言いたかったのです。
わたくしはフェミニズムの残した「功績」も認めています。女性の心を解放し、仕事をする場所も提供した。環境も整えた。パートタイムを増やしたことでさえ、家庭での発言権を増やす役割も果たした面もあると思います。だからもう、すべてから自由になろうよと言いたかったのです。
目を見開いて、心も広く持って、「(あっしら様のおっしゃるような)フェミニズムの罪」も背負って(それは過去だし)、「フェミニズム」だけではなく、もっと世界を変えていこうよと、いいたかったのです。男性に呪いを抱いて、対抗しているだけでは、前には進めない、前に進もうよ、と。
・・・大きい事いいすぎたかな(笑)。
余談ですが、女性の男性への呪いは、娘にたいしては「働きなさいよ、男性に頼るのはやめなさいよ」という教育、息子にたいしては「やさしい男になりなさいよ」という教育につながったと見ています。やさしい男けっこうなのですが、うーん、男らしくたくましい、そんな男性が減るのは朧月夜は寂しいです・・・。男性には、女性の感性の鋭さや狭量さを、現実に引きもどして守っていただきたいので・・・。たくましい男性じゃなきゃその気にならないもん(笑)。いえ、個人的な意見です。
知ってます?今、妊娠して講習会に行くと、「男の子に男らしく、女の子に女らしくって言ってはいけませんよ」って教わるんですよ。フェミニズムここに極まれり(笑)。みんなニュートラルな存在になったら、男女関係ってどうなっちゃうんだろう、とか思いません?
最後は雑談版に行った方がいい話になってしまいました。すみません。
暑い日が続きますので、律様もご無理なさらないでくださいね。
失礼いたします。