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(回答先: 【捕捉】日本自体が所得収支黒字の基になっている可能性 投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 20 日 16:47:23)
あっしらさんこんにちわ。
本題の前に少し、、
>企業の直接投資収益が、進出先で生産した財を日本に輸出して得た利益を基にしているのなら、日本から流出した貨幣的富が再び日本に還流しただけになります。
この事に関してはそうとは限らないのではないですか。
この例の場合だと、所得収支で得た収入は確かに日本に源泉があるかもしれませんが、その分貿易収支の項目でも支出の覧に入れられるので、貿易収支と所得収支を合わせた経常収支でみて黒字になっているのなら問題ないと思います。
怪しいと言えば以前あっしらさんが指摘してらしたように貿易黒字の源泉の方が胡散臭いですね。
日米共に国債を介してお金を20兆円分発行しそれを交換する。一見等価交換ですが、政治的な理由により日本だけはお金を使えない。よって米国は丸々20兆円をただで手に入れたも同じになる(ついでに両国の中央銀行共に国債の利払いも期待しているのかも知れませんね。本とえげつないなあ;苦笑)。
こうして米国が手に入れた円の一部が日本の貿易黒字のなかにも含まれていると。こうなると本当に黒字と考えていいのか、上の金融取引でババ掴まされた時点で本来なら所得収支はマイナスになり少なくとも経常収支では貿易と所得で打ち消しあっているような、、、、(何だかなあ)
果たしてこの貿易(経常)黒字は本当に利潤といえるのか。やはりこの辺りは大局的には件の「“擬似的利潤発生”要因」に含まれるのでしょうか。
実はこの辺の内容が貿易黒字のみが利潤の源泉であるという説の呑み込みを妨ぐ棘の一つとなっております。次のご投稿も楽しみに待ってます。(あ、でも身体には気をつけてください。あっしらさんの投稿量(速度)傍から見ていても心配になるくらい(同時に畏敬の念も感じますが)凄まじいですから;笑)