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(回答先: Re: 政府歳入の会計的“水増し”でしかなかったものが、政府部門の“実質増収”・地方自治体部門の“実質減収”になる問題 投稿者 ピカリン 日時 2004 年 7 月 19 日 17:24:19)
ピカリンさん、どうもです。
>その上で、あらためてですが、例えばかつての匿名希望氏ではありませんが(特別美
>化しているつもりもないですが・・・)、この国のゆくべきありようを、もしもあな
>た同様に考えているのならば、それをわかっていて(本当にわかっていないとしたら、
>目の前が真っ暗になってしまいそうです)、それでもなお、そうしてしまうのは、ど
>うしてなのでしょう?
「匿名希望」氏は、財務省官僚を中心としたキャリア官僚のなかで多数派ではなく、少数派に位置する人だと思っています。
多数派も、自分たちの地位や役得にしがみついているだけではなく、米国から入ってくる経済価値観や経済理論を正しいものだと判断したり、85年から90年代なかばにかけての“失政”で自信を失ったりして、現在の政策を打ち出している側面もあると思っています。
多数派は、そのような意味では、現在の日本と世界、そして今後の日本と世界がよく見えていないのかもしれません。(見えてやっているのなら、売国奴です)
>単純ですが、先の事例では、5兆円少ない国家予算を組めば、すむことではないので
>しょうか?
ご指摘のように、政府部門が5兆円の“減税”をし、それを地方自治体の“増税”源にすればいいだけの話です。
しかし、財政危機の責任を取りたくない財務省官僚は、自分たちが“余白”をできるだけもてるようにしたいと思いながら財政改革を進めていくはずです。
(財務省官僚は、このような智恵は人並み超えて持っています(笑))