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これから先の“危険人物”は「左翼」と「近代人になった女性」だと思っています(笑)
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投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 11 日 03:39:29:Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 歴史的共同体の文化そのものに「合理性」が潜んでいる(最後のご挨拶) 投稿者 律 日時 2004 年 7 月 10 日 11:02:40)

律さん、どうもです。

阿修羅はROMに戻るという宣言を読んだからではありませんが、あまり公言することでもないと思っていたことを“引きとめ工作”として提示します。

これから先の“危険人物”は「左翼」と「近代人になった女性」だと思っています(笑)

ブッシュ政権や小泉政権の動きから「右翼」的動向が危険視されていますが、あれは、世界支配層に貢献するための政策を人々になんとか受け容れてもらうための「国家」であり「国益」であり「伝統」なのであって、確固たる右翼思想から出てきている政策ではありません。
(「気分は右翼」という政治家は少なからずいますが、国家主義や民族主義は、第二次世界大戦のおかげで思想・政策の主流からは放逐されています)

現在の世界とりわけ先進諸国は、「左右」のグローバリズムで動いているだけで、国家主義(右翼)は杭を出せば叩かれるという存在です。

世界の動向を憂う人たちがそのような“幽霊”に怯えていることのほうが問題だと思っています。
何かといえばファシズム・右翼反動・独裁といったレッテルを貼ってことたれりとする人たちの存在のほうがよっぽど危険なのです。

私は、80年代後半頃から「近代人になった女性」を危険な存在だなあと思うようになりました。
下世話に言えば、「週刊文春」が若い女性に読まれるようになった頃と言ってもいいでしょう。もっと具体的に言えば、林真理子風“世間話”が理に適ったものとして徐々に女性に受け容れられるようになっていった推移です。(内容は、世の中はそんなものではない、女も世界の論理をわかった上で発言しなけりゃあというたわいもないものですが...)


この間の阿修羅でも「男社会批判」が論議されましたが、一部の恥知らずの上昇志向男を除くと、けっこう多くの男性が渋々というか辟易しながら男(管理者)を演じています。(その鬱憤が家庭内の女性に向かい「男社会批判」を招くというオマケ付きですが..(笑)))

ところが、キャリア志向ないしキャリアとしてそこそこ成功している女性と話していると、渋々とか辟易しながらといった「本音・建前」がスコーンと抜け落ちて、「男社会」の論理(建前)がそのまま“理”になっていて、あんまり好ましいもんじゃないんだけどこちらも生活がかかっているんだからという抑えもなく、すっきり“正義”になってしまっているようにも思えます。

簡略に言えば、左翼が反体制的立場からの理念主義者だとすれば、キャリア志向女性は体制内の理念主義者に見えるわけです。

両者には、自分が築いてきた価値観や世界観を疑わず、それを正義として恥ずかしげもなく公言するという心性に共通点があるのではと思っています。

そして、左翼は、フェミニズム的心情から、キャリア志向女性の男を突き抜けるほどの「右翼的思想」を叩けないという弱みも持っています。

まあ、女性が政治経済の両面で支配的地位を占め、自分たちもどれほど愚かな生き物であるかを後になって知ってもらうのも悪くないと思っているので、キャリア志向女性が増加し、そのような女性たちが枢要な地位を占めることはそれでそれでいいのかもしれませんが...

少しは“引きとめ工作”になったでしょうか?(笑)


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