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(回答先: いえ、それは前からどこでも言われてる事ですが、そうではなくて・・ 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 6 月 25 日 13:54:07)
古いタイプの帝国はある程度以上領土が拡大すると、満足して平和な時代を迎え、平和と贅沢に慣れて政治が腐敗し、次第にゆっくりと衰弱して弱っていき、外敵に攻められて滅亡していく。オスマン帝国はローマ、漢、唐、ペルシャ、モンゴルと言った古いタイプの帝国であった。そして、この時代にはどう考えても、今で言う所のイスラム原理主義というのはなかったようだ。少なくとも、現在のタイプのそういうのはほとんどなかったはずだ。原理主義というのはやはりキリスト教・ユダヤ教が先でイスラム教は後のはずだ。キリスト教原理主義が世界大戦への道を切り開いたとも言える。
スペイン以後の新しい帝国は「足るを知らない」新しい帝国で、ある程度以上領土が拡大しても、世界征服するまで戦争をやめない。無限の拡大。永遠の増殖。遊びやムダがない。これがイスラム圏にまで反射してイスラム原理主義が生まれたのではないだろうか。