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(回答先: ハイエクが語るべきは、「自生的秩序」を回復できる条件であって、存在しない「自生的秩序」を盾に現実を批判することではない。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 23 日 19:58:13)
>長子単独相続から均分相続へのルール変更も、「自生的秩序」に抵触する「計画政
>治」と言えないこともありません(笑)
>農耕民に定着した長子単独相続制そして遊牧民に定着した末子相続制は、それぞれが
>「自生的秩序」で、それを変更することは人々の生活様態をある意図で変えていくも
>のです。
日本にとっては、まさにそういうことになろうかと思います。「自生的秩序」を重んじる私自身としましては、保守反動と何といわれても、「旧民法復活!」を唱えたいと思います(笑)
>繰り返しで、亡くなってしまった今では繰言にもなりますが、ハイエクが語るべき
>は、「自生的秩序」を回復できる条件であって、存在しない「自生的秩序」を盾に現
>実を批判することではない。
私といたしましても、『隷従への道』ではなく、『自由への道』という著作をハイエクに残してもらいたかったものです(ハイエクの同僚が『自由への道』という著作を共著で書いたようですが、ハイエクの業績を強調するだけで、新しいことは何も書かれませんでした)。それがハイエクにとってかなわなかったのは、残念でなりません。
それでは、またの機会にお会いいたしましょう。