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神学論に入った感じですね。
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投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 23 日 16:11:36:Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 事例の男は、「愛」「安心」「平和」「平等」「自由」「正直」を目指してはいない 投稿者 調和人 日時 2004 年 6 月 23 日 11:06:28)


調和人さん、どうもです。

「調和人」というHNに違わぬお考えをお持ちの方だと改めて確認させていただいています。

【調和人さん】
「私の役は「“事例の男”に真実を気づかせる者」という感じで考えております。
ただこの“真実”も世間的には“真実”ではないかもしれませんので(たぶん逆)、どういう役どころになるかはお楽しみ・・・。

“事例の男”に言いたいです。

あなた(事例の男)は、「愛」「安心」「平和」「平等」「自由」「正直」を目指してそのような行動をとったといいましたが、それはあなたが目指しているつもりでも、実は行き先は反対方向です。
まず「平等」から見ると、あなたはこの世界には「プライベート世界」と「手段的世界」の少なくとも2つが存在していると仮定しております。さらに「手段的世界」には本源的な価値を見出していないとしております。
あなたの考え方は、同じものを思い込みによりカテゴリーをはめ込むことであり、それは排他的概念ではありませんか?つまり「偏見」から来るものです。
なぜ「偏見」するのかと考えますと、「プライベート世界」を充実させ、より良くさせる為には「手段的世界」が必要であり、それがないと不安であり、本当の奥さんを連れて行くことで生じる結果にも不安なのではないですか?(つまり「安心」ではない)」


事例の男ならこう言うと思います。

私は、今あるような世界に投げ込まれたささやかな実存でしかありません。

育ち生きていくなかで、世界(世の中)がどのようなものであるかを少しずつ知りました。
学校では教えられた内容を真実だと思いテストで答えなければならないこと、自分の力で生きていくためには会社に入って働かなければならないこと、会社に入ってからは会社の方針や上司の指示に従わなければならないこと、上司の価値観で部下の能力が評価されそれによって稼ぎが変わること、そして、惚れ合った二人で家庭をつくることの楽しさやそこから得られるやすらぎの素晴らしさを知ったのです。

あなたの言われていることはあるべき世界ということでは理解できますが、それは現実のせかいではありません。

私は政治活動や思想運動をしたいとは思いません。それよりは、家族と楽しい日々をおくるほうが好きなんです。

「手段の世界」も、現在のようなものではなくなり、今家族との関係で得られている喜びを感じられる「目的の世界」になればいいとは思っていますがね。

>少なくともあなたは【人を外面的ものさしで判断をする人間】はバカバカしいもの
>(つまり悪)であり、【人を内面的ものさしで判断をする人間】は良好な関係のもの
>(つまり善)と知っているようですが、なぜ悪に対して悪の行動をとるのでしょう。
>目には目を、歯(刃)には歯(刃)をというのは少なくとも「平和」的な行動ではな
>いのではないと考えます。

私は、評価される者であり、指示される者なのです。
現実的な力関係で劣位にある私が、ちょっとした巧妙な手口でうまく立ち回っているだけの話でしょ。


>またあなたの考える「経験的に知っている」というのは、「思い込んで知っている」
>「教えられて知っている」ということではないですか?

学者や政治家のように「世の中は○○だ」と抽象的な論を言っているわけではありません。
生々しい現実のビジネス世界をそのまま事実として知っているだけの話です。


>あなたは【人を外面的ものさしで判断をする人間】が、あなたを常に良い方に解釈す
>ると思い込んではおりませんか?あなたをこう見る方もおられるかもしれません。
>・あいつにあんな美人の奥さんがつくなんて、生意気な奴だ。
>・あんな美人の奥さんがいるというのに、まだあいつは出世や金が必要なのか?俺が
>天罰を与えてやるよ。
>・たぶんあいつはあの美人な奥さんを騙したに違いない。俺達もあいつに騙されない
>ようにしなくては。
>まだまだ考えられます。
>あなたは自分が美人な奥さんを連れていることで、自分を良い方に解釈してもらい、
>自分を褒めてもらいたいという気持ちが心の奥にあります。なぜ褒めてもらう必要が
>あるのですか?

あはは、私の「手段の世界」で、あなたが言うようなことを考えるようなチャチで劣等意識に苛まれているヤツはいませんよ。みな高いプライドを持っているんですよ。

私がエリートサラリーマンではなく、しがない労働者だったら、「レンタル美人偽妻」なんか使いませんよ。逆に、それがうまくいく秘訣だと判断したら、美人妻(仮にですがね)を隠して、「レンタル地味ブス偽妻」を使うかもしれません。

まだ勘違いされているようですが、私は、褒められるために「レンタル美人偽妻」を使っているわけじゃないんですよ。
あいつらに褒められたとしても、うれしいなんてちっとも思わないんですからね。
「レンタル美人偽妻」を使っているのは、アホな連中に対する自己防衛であり、手段でしかないのです。

>あなたは人間として完璧です。(完璧とうぬぼれは違います。)
>あなたは人間としてありのままに美しいです。
>これ以上何を補う必要があるのですか?あなたは自分を本当に「愛」しておりますか?
>ありのままの完璧な自分を「愛」していないのではないでしょうか。

自分を愛していないわけではないですが、それ以上に、妻や子供がいる家族を愛しています。


>さて、あなたは確かに奥さんを愛しておりますね。しかし、あなたの愛し方は真実の
>「愛」ではないです。それは制限された「愛」ではないですか?
>真実の「愛」とは、無制限であり、自由です。

>あなたは、妻の本音は着飾りたいと思っていますと言いましたが、なぜ自由にそうさ
>せてあげないのですか?あなたの偏見から来る価値観を彼女に押し付けて、彼女の行
>動に制限を付けてはおりませんか?
>彼女を本当に愛しているなら、彼女になるべく「自由」に居させることではないですか?


「妻の本音は着飾りたいと思っています」と言ったわけではなく、「妻も女性だから着飾って華やかな場所に行く喜びを感じないわけではないだろうなあ」という世間基準的判断を言ったのです。妻が実際の言葉でそのようなことを言ったわけではありません。

妻が「着飾りたい」と言えば、お金がないわけではないですから、それをやめさたりはしません。

ビジネスの社交に連れていかないのは、アホな連中と建前的なつきあいをすることに意義を認めていないからです。

妻が怒ったのは、華やかな社交の場に連れていかなかったことではなく、自分以外の女性を妻としてひとに紹介したことに対してです。

>またあなたは自分の価値観に従わない女は妻にはふさわしくない、つまり愛すること
>はできないと感じているはずです。
>では今のあなたの奥さんがあなたの価値観にそぐわない女性に変化していったとする
>と、あなたは彼女を愛することはできなくなるのですか?
>あなたはできなくなると思っているはずです。

そうなるかもしれません。今の妻を愛しているのであり、細かい変化は別ですが、妻が大きく変わったら愛せなくなるかもしれません。

また、愛せるとしても、つまらなくなったり、それほど楽しくなくなったりするかもしれませんね。


>それはあなたが「愛」を知らないからです。
>「愛」とは心の状態を表すもので、ある条件の結果から生ずるものではありません。
>つまり、あなたの条件を彼女が満たせなくなっても、あなたは彼女に対して「愛」で
>居ることができるはずです。

「「愛」とは心の状態を表すもので、ある条件の結果から生ずるものではありません。」は、嘘でしょ!と言いたくなります。

ある条件がない心の状態があるとは思っています。


>あなたの考えている「愛」は真実の「愛」ではありません。それはただの条件であり、
>結婚という名の契約です。(契約を否定しているわけではありません)

神への愛ではなく好き惚れたという話なんですから、ただの条件に感応しているだけです。
もちろん、そのただの条件が生きている女性であることは重要だとおもっていますがね。

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