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(回答先: Re:【補足】匿名性保持と単数ハンドルは両立しません(為念) 投稿者 NUE 日時 2004 年 6 月 18 日 00:56:40)
NUEさん、レスありがとうございます。
締め切り仕事が二、三重なり、適当な合の手は入れられましたが、それ以上の時間がとれず、返事が遅くなってしまいました。
ご推察の通り、小生の議論は匿名掲示板の参加者の倫理的(ルールあるいはマナーと言い換えてもよい)側面についてもので、システム管理面での制限論ではありません。
NUEさんのご指摘の通り、「参加者の良識にゆだねるほかにない」ものです。
ソフト的にゆるい制限はかけられると思いますが、それはまた別の議論になりますね。
小生はあるアーティストのファンサイトで、いわゆる荒し、騙り、なりすましにうんざりした経験があり、匿名掲示板についてはかなり懐疑的になっています。
そのとき、いろいろ考えた末に出した結論は、かつての2ちゃんのような、個人の情報をシステム管理的に保持しない匿名掲示板は、メリットよりもデメリットが多いということです(これは、最高裁でもそうした方向性を支持する判決が出たと聞いています)。
同様に、匿名掲示板の複数ハンドルの使用は、発言する側にとっても、読む側にとっても、メリットよりもデメリットが多いということです。
ところで、匿名掲示板の匿名性をどう活用(保持)するかは、今後の緊急の課題のような気がします。
別の板でも少し触れたことですが、イラク人質問題の自作自演説にしろ、拉致被害者家族へのネット攻撃にしろ、いままでは(精神年齢が)子供の遊びだったネットの煽りについて、権力者(支配者)側がその世論形成力、世論誘導力に目をつけた(気づいた)、大きな転換点になったと思っています。
阿修羅のような掲示板はとくにですが、今後、政治的意図を持った組織的な荒し、騙り、なりすましが急増することは間違いないと思います。
複数ハンドルに対する懸念は、今後増えるであろうネット上での情報テロをふまえたものでもあります。