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(回答先: 事実認識に至るための議論と、意見表明合戦としての「議論」 投稿者 たけ(tk) 日時 2004 年 5 月 16 日 15:58:10)
たけ(tk)さん、レスどうもです。あっしらさんとのやり取りの中で敬称が落ちた事をお詫びしておきます。
どうも私に思い違いがあったようで、たけ(tk)さんは「アメリカ軍事サイド」から見てのご意見募集をされたようですね(ハッキリ言って盲点でした)。
たしかに現在、日本はアメリカ追従の応援国ですが、アメリカの立場からアメリカの味方としての軍事作戦の有効性を阿修羅の掲示板で募集されるとは考えていませんでした。
そうであるならば、私の意見も変わります。
「聖地破壊についてはハッキリと作戦ミスである。」になります。
すでにアメリカ国民は厭戦気分に支配されつつあります。軍事産業的にも美味しい期間は過ぎたと見るべきでしょう。
イラクの人達の国民性を考えた時、聖地破壊は反米感情を刺激し、今まで米軍に協力的だった人達をも敵に回す事になる可能性が高いです。アメリカが負けたとされる「ベトナムの再現」です。いわば勝利を先送りする愚行です。
この行為によって「イラクの市民の感情が折れるならば」作戦は可でしょうが、私は無理と見ます。折れる人も多少はいるでしょうが、その数に数倍する抵抗市民が現れるでしょう。
この作戦が有効とするならば、アメリカがムスリムの人達を殲滅させキリスト教による完全制覇を目指した時のみと思います。そうならば次は仏教国家を狙ってきます。北朝鮮を口実にアジアに軍事介入です。それが、イスラエル・アメリカの最終目標でもあるでしょう。
石油資源の独り占め的目的ならば、アメリカがイスラエルを抑え国連を主体にすることにより、停戦は可能と私は思います(日々難しくなってきましたが)。それをしないのは訳があり、その理由により次期選挙に負ける事になっても戦争を止められない状態なのだとも思います。
おそらく先に心の折れるのはアメリカ国民になります。各国の撤退で日米英は孤立化して行くと思います。問題は国民の心が折れた時引けるかでしょう。
聖地破壊は、とてつもない賭けとも言えるでしょう。