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(回答先: あまり意味の無い問いですね。 投稿者 真相ハンターK 日時 2004 年 5 月 15 日 18:53:14)
>まず、この質問にはほとんど意味は無いと思います。
>
>言うなれば「あなたはイスラムの聖地に価値を認めますか?
>というアンケートと同じ程度の意味しか無いと思うからです。
うむ。この反応には考えさせられました。
今の「議論板」での「議論」が論敵の態度非難合戦に終始していることと考え合わせると、「議論」は論者の価値観の表明合戦でしかあり得ないのか、と考えさせられたわけです。
たしかに、自分の投稿を読み直してみると「是非」を問うという呼びかけになっているので、「論者の価値観表明」を期待しているように取られる。これはまずかったかな、と反省もしてみたわけです。
たけ(tk)の期待した議論というのは
(1)「是非善悪も立場によって異なる」ということを共通の前提認識として持ってもらって、
(2)aaの立場から見ると好ましいことである、bbの立場からだと好ましくないことである。という立場と結論の関係を整理する。
(3)複数の価値観で行動する多数の勢力の関係の中で、彼らの主観的論理による結論は、本当に彼らの目的を達する結果になるか、を整理して、
(4)では、我々(私)はどういう態度をとるべきか、彼らを説得するにはどのような論理を組み立てればよいか、を考えていく。
というように進んでいくものです。(1)から(3)までは事実認識に至るための議論です。
議論の方法も(論者の意見表明ではなく)、あくまで、論理的に、三段論法で議論の内容(根拠と結論)を明確にしながら事実関係を推測していく。というものです。
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あっしらさんの推論「米国政権は、ムスリムの心を逆なでして「反米」活動を煽るためにナジャフで墓域に戦車を進め砲撃を行ったという見方をしています」というような反応を期待していたわけです。
そういう反応に対して、次のような手順での議論を期待するわけです。
その推論の前提となっているのは「イラクで「反米」活動を煽ること」が米国政権の担当者の主観にとっての「是」である、という命題だが、その命題に関して、
(1)この命題はどこから出てくるのか(上位命題は何か、アメリカの軍事産業のために永久戦争を欲しているのか、イスラエルの安全保障を欲しているのか)。
(2)米国政権の担当者の主観にとっての「イラクで「反米」活動を煽ることの非」(デメリット)は何か
(3)彼らの目的は達せられるか(反米活動を煽ることには成功するだろうが、メリット・デメリットのバランスからみて目的達成と言える結果をもたらすか)
煽られた側のイラクのムスリムの目的と行動と結果はどうなるか。
第三者としての他のムスリム国家、ヨーロッパ、中国、日本の政府と民衆、国連の目的と行動予測と結果予測。
それらを総合して、再び、アメリカ政権にとっての是非(結果価値としての是非)についての我々の認識を得る。
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>その上で戦争反対の人は「あらゆる破壊行為はすべきでない」と言うと思います。
に関しては、例の「地獄への道は善意に敷き詰められている」かも知れないよ、という指摘で終わりかもしれません。
もっとも、たけ(tk)としては善意で意見表明をする人は多いに結構だと思います。ナイーブに善意を主張する人が客観的に地獄への道の導き手にならないように、彼らを説得する技術を獲得するのが重要だと思っています。
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>まあ、今の阿修羅の活動者などを分析すると1と3の意見は、ほぼ出ません(と書くと逆に反発して出るかもしれませんが)
たけ(tk)は(3)であっしらさんは(1)に近いですね。
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>今回の作戦はより一層反米感情を逆撫でする悪循環助長行為なので作戦的にもミスと思う」と言う事で・・・
これは
(4)軍事上の目的を害するのでNG
ということですね。これは、内容に対する反応なので、別にもうすこし考えてみます。
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>もう少し、質問の内容に工夫が必要ではないでしょうか?
御意。