現在地 HOME > 掲示板 > 議論17 > 618.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re: 生と死・・・ 投稿者 白亜 日時 2004 年 5 月 03 日 08:02:16)
白亜さん こんにちわ
最近のここの投稿で、私にとって一番気になるのが白亜さんの投稿です。
曖昧さを排除しようとするその自己への厳しさ、誤りを最小限にしようとするその慎重さ、
そしてなにより正直さを感じるからです。
それらは素晴しいことではありますが、「楽しさ」が感じられません。
日々の生活は楽しくないとは思いませんが、少なくとも、文章からは感じられません。
そのあたりが、白亜さんのものの見方、考え方に現れているのかしら?と思ってもいます。
私などは色々言っても、悲壮感はありません。確かにこの世は酷い、政治も、人々も
呆れるくらいに酷い状況です。環境を含めた地球そのものも悲しくなるほど酷いです。
でも私は、何故かしら・・・・生きることが楽しいと感じて日々暮らしてます。
と、関係のないことを書いてしまいました(^^;
さて、今回は、白亜さんの投稿内容についてではなく、白亜さんの姿勢などから
感じたことを少し書いてみます。
>所詮人間の想像力には限界があるのです。そして間違った想像をするようにできているのです。
>所詮私達は、自分達が知っている世界から想像をしているに過ぎないのですから。
その通り、同感です。さらに言えば・・・・
およそ人間の認識力などというものはいい加減なもので
自分の中に湧いたイメージを勝手に思い込む程度でしかありません。
例えば「ここに林檎がありますね!」と問われた場合、「確かに林檎はあります」と答えたにしろ、
それは答えた人の中に生じた「目の前の林檎というイメージ」に過ぎません。
目の前の林檎そのものを正しく全てを認識することは不可能です。
こうしたごく当たり前の物質においてさえ、個々の心の中に湧いたイメージを認識したと
思い込んでいるだけなのですから、それが概念など抽象的な内容を相手に伝えようとしても
伝えたい内容そのものが伝わるなどということは幻想にしか過ぎず叶わぬ夢でしかありません。
伝わるのはほんの一部、そして大半は微妙にズレていたり、異なったりしているわけで、
所詮、意志の疎通、会話、議論がすれ違い、勘違いで終わるのは無理からぬことですね。
しかし・・一つ言えることがあります、それは意識レベルが同じか、以上であれば、伝わるイメージに
誤差は少ないということです。そしてその誤差が少ないときは「共感」という反応をお互いが
感じるということです。所謂「わかる」という心境です。
この意味で言えば私は白亜さんの述べている内容は「結構わかる」と思っています。