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(回答先: Re: 助けてもらったことのある側として言えること 投稿者 一般人 日時 2004 年 4 月 30 日 19:42:22)
一般人さん おっしゃるとおりだと思います。
反省しました。
人質事件にあれだけコメントしておいて、そりゃないだろと自分でも思います。
>他の話題では、swanslab さんも「知ったかぶっていろいろ語ろうとする人」の一人ではないのですか?>一般人さん
人質事件に関しては、努めて憶測を排し、専ら規範的判断のプロセスを提示することを意識していましたが、そのことによって事件の被害者に対して十分配慮したつもりだと自負していること自体が偽善的だし傲慢だとさえ思います。
情報源が業務であったり私個人の人脈であったりする場合の具体的事実について語ろうと、躊躇し手が震えましたが、迷うくらいなら一切書くべきでなかったと反省しています。
そして、このスレッドテーマに関して、かなり意図的に「しったかぶり」という言葉を使って、憶測に基づく評価がなされるのをけん制しようとしたことは事実です。背信的なことをして申し訳ありません。
その動機は亡くした友が思い出されるだとか事故状況がフラッシュバックするだとか、非常にセンチメンタルなものであって、議論そのものが不当であるとかそういうことではありえません。
第一、誰もが憶測で事実を捏造するとは限らないし、むしろ、この掲示板の水準からいえばそういう事態は確率としては低いかもしれないのですから。言論の誤謬には言論で修正するとの原則が妥当すると思います。
第二に、錯綜する情報の正誤を指摘することも私の役割でもありえる。
例えばインド国境警備隊はなにをしていたかという疑問に答えるとかですね。
むしろ、黙って興味深くROMしていればいいのであって、わざわざ汚いやり方でけん制してまで、この話題を方向付けようとすることはないのではないかというふうに考えるのが誠実な姿勢です。
ただ、今回のテーマでいえば、設例としては、実際のケースを抽象化して別のケースとして論じるならともかく、実名まで挙げて具体的事例についての判断を求められている。
これは、正直きついな、まいったなと感じました。
本来なら参るもへったくりもなく、設問の不適切さ、とりわけ設問自体の法的な問題点をダイレクトに論じればいいのでしょうけども、リアルな話題であるだけに感傷的になってしまいました。
実際、私はエベレストに登頂できる能力のある人とも、実際に登頂したことのある人とも交流があり、この件に関していろいろな噂も耳にしております。類似のケースも知っています。明らかに助けてやれるのに見捨てた事例も知っています。この種のエキストリームな状況を思い出として思い描くことができます。
そしてこの種の事案に対する自分自身の規範的な判断の枠組も確立しています。
恐らくこのスレッドを閲覧している人のなかでは、この種のマニアックな事例について具体的に結果回避可能性や容易性、作為義務等について述べることが出来る数少ない人間だと思います。
沈黙していればいいのでしょうけれども、当事者があることないこと誹謗中傷されるかもしれない事態を予防したいという気持ちにかられたというところでしょうか。クライマーとしての人情ですね、ほとんど。
さらに正直にいえば、具体的な情報を提供することで、私が何者かを特定できる可能性があるのも避けたい気持ちがあります。
黙っていることも気分悪いが、何かを主張したいわけでもない。
そんな複雑な思いから、あのような投稿になった次第です。
もっとも、仮に、このスレッドが、「溺れている我が子を助けず立ち去る親Xの違法性」だとか「海難事故で浮き輪を奪い合う生存者AB」という教科書設例的な一般論であれば、はりきって規範的枠組みを書き込みする気になっただろうと思います。
今回の場合は、設例がちょっとリアルすぎて。妙な反応をしてしまいました
失礼しました。
一般人さん ご批判ごもっともです。ありがとうございます。
ヘンに他人の投稿をけん制するなどという不遜な態度を捨てて、自分の信念に基づき投稿を続けていきたいと思います。
NUEさん フォローどうもありがとうございました。