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(回答先: Re: 哀しいね 投稿者 i 日時 2004 年 4 月 30 日 02:31:19)
ごめん。大体君の言う通りだ。
僕が誤解していた。
ひとつひとつに答えるのは、考えがまとめにくいので置いておくが、下にちょ
っと大雑把なまとめは書いておく。
君の考えが別段おかしいわけではないし、君が僕の金を欲しがる政府の仲間の
ような書き方も、失礼だったと反省している。悪かった。
簡単に言わんとしていたことを言うと、
資本主義&共産(社会)主義=金主主義ということに必然的になるのであって、
その上に民主主義という概念を乗っけても、うまく機能するわけがないという
ことなのだが、人の意識はえてして体制(資本主義or共産主義)の方に寄りか
かってしまい、民主主義をそれに辻褄を合わせるように、利用・解釈している
ということだ。
これは無意識に世の中に浸透してしまっている価値観である。
金が、空気や水のようにあって当たり前になっている社会。
それを、生物としての立場から、一度奇妙なものとして位置づける必要もある
のではないかと思っていた。
だが、金という概念のない時代は確かにあったし、最近でも西洋文明が入り込
む以前のアメリカインディアンの社会などでも、金を使う習慣はなかった。
当然、銀行などというものもなかった。
今でも、各地域の未開部族の中には、金を使うことを拒む民族がいるそうだ。
だが、彼らが豊かに生活していないかといえば、そんなことはないのだが。
もっとも、彼らを未開ゆえに、「人間以下の動物社会」か「文明からの落伍者」
という位置づけをする者もいる。人間=金を使う動物、と言い切った人もいた。
だが、インディアンの社会などを互酬制社会といって、民主主義というアイディ
アの原点として高く評価したルソーのような人もいたそうだ。
僕は、そこまでは思考が及ばないが、「人間以下」の生き方もいいな、と思う
時がある。