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(回答先: 今、日本国債を買うことの是非について[岩住氏の提言に対して] 投稿者 baka 日時 2004 年 5 月 22 日 18:07:59)
baka様
私の提案する戦略は今までの日本政府のやり方と混合して実行する事は出来ません。私の戦略を全部一斉に実行する必要はありませんが、次々と確実に履行しないと腰砕けになってしまいます。私の戦略の何処にもアメリカを敵視した物はありません。日本が独立国として国益を追求すると共に、アメリカの間違っている所を世界に公然と忠告するのが目的で、何も怖れる事は無いのです。私の戦略を見て恐ろしくなったとすれば、その人は既に心身共にアメリカの奴隷となってしまった証拠です。
ご質問の(1)では、貯蓄の定義は色々あるようですが、私の定義では個人が色々な形で蓄積している換金性の高い物(内外債券、株券、銀行預金等)を指し、保険、年金、不動産の純資産額などは入れていません。ですから、外国債も日本国債も貯蓄です。要は外国債を買うお金があるのなら日本国債の方が遥かに安全という事です。
(2)については日銀を廃止し財務省が通貨発行権と国債発行権を取り返すのが私の戦略です。そうする事によりFRBの支配を解く事が出来ます。
(3)日本政府が税金に裏打ちされない円貨を発行すれば良いだけの事です。しかし、私は貿易は全て円建てにしますから、二度とドルを買って米国債を買う事は無くなります。もしアメリカが日本から借金したければ円貨で借りる事になります。
(4)政府が無駄な公共投資をするか否かは利権まみれの政治家に投票を入れるか否かに係っています。この問題の一番有効な解決法は選挙資金を全部国家支給とし、企業や市町村の利権団体からの献金を完全に禁止する事です。利権団体に無駄使いされる金額に比べれば選挙資金の額など微々たるものです。