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岩住様、はじめまして。bakaと申します。
「日本のとるべき戦略」(http://www.asyura2.com/0403/dispute17/msg/920.html)9までをひととおり拝読させて頂きました。
岩住様の(長期にわたる在米経験に裏付けられた)貴重な御投稿には、いつも敬意を払わざるを得ないものです。特に、今回は立続けに9編の論考を御投稿になり、さらにその続きもあるとのことで、レスをする者としては、レスの内容も粗末であっては申訳ないと思っております。とはいえ、bakaはbakaでありますから、単刀直入に理解の及ばないところをお尋ねしたく思いますので、御回答頂ければ幸いです。
日本国民は外国債よりも貯蓄を、貯蓄よりも日本国債を購入するのがよい、と理解しましたが、
(1)この理解でよいでしょうか?
(2)FRB支配下の日銀が日本政府の負債を埋め合せてくれるでしょうか?(日本国債の償還を保証してくれるでしょうか?)
(3)日本国債に流れた日本人のお金は、日本政府が米国債を買うことによって結局、米国に流れて行ってしまうのではないでしょうか?
(4)同様に、日本国債に流れた日本人のお金は、無駄な公共投資に消えて行くのではないでしょうか?
(「正面からの論戦に惨敗を喫して一度退いた敵は、戦術を変えて再びやってきました。すなわち今度は皆で押しかけないでパリサイ派とヘロデ党の中から数名の論客を選抜し、イエスの言葉尻をとらえて罠にかけようとする、小股すくいの悪辣な戦法に出たのであります。その者ども来りて、
師よ、我らは知る、汝は真にして、誰をもはばかり給うことなし、人の外貌を見ず、真をもて神の道を教え給えばなり。
と、まず持ち上げるようなことを言った。一本釘をさしたつもりであろう。そうしておいて、
我ら貢をカイザルに納むるは、宜きか、悪しきか、納めんか、納めざらんか。」
矢内原忠雄「イエス伝 マルコ伝による」角川選書1980、pp.228)