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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu72.htm
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『シンドラーのリスト』と『戦場のピアニスト』
ユダヤ人ホロコースト映画はなぜ作られる?
2004年6月5日 土曜日
◆ホロコースト見直し論: 一言で言えば ブルース・ヘイゲン
ホロコーストについての議論を追い求めている人は,インターネットに出されたホロコースト見直し論について,賛成であれ反対であれ,ひどい印象をいくつか持たれるかもしれない.そこで,以下にホロコースト見直し論の何たるかを示そう.
1. 見直し論者は,「あのホロコースト」という言い方に反対する.この言い方には,ユダヤ人ホロコーストは独特で,他に例がなく,大規模で,恐らく20世紀最大の出来事であるという意味が含まれている.実際には,数世紀にわたって多くのホロコーストが存在したのであり,私たちが暮らしている20世紀にもいくつか存在した.ユダヤ人ホロコーストは,単にその一つにすぎない.
世界全体で見れば,ユダヤ人ホロコーストは最大でもなければ最悪でもない.もちろん,ハリウッドで喧伝されているようなものでもない.「あのホロコースト」という言い方に代え,「ユダヤ人ホロコースト」という言葉を使った方が,より正確さが高まり,客観性も出て来るだろう.
2. こう述べたからといって,見直し論者はユダヤ人ホロコーストの存在を否定しているわけでは決してない.見直し論者にはそのような批判が浴びせられるが,断じてそうではない(もっとも,批判者たちがこういう難癖をつけてくるのは理解できる.というのも,例えば地球の形状についての議論で,相手に「地球平面論者」というレッテルを張れば,議論で大きく点を稼ぐことができるからである.たとえレッテルを張られた人の主張が,そのような馬鹿げた内容ではなかったとしてもである).
見直し論者はホロコーストを否定しているのではなく,ホロコーストの規模を,通常言われている規模なのかどうかを問い直そうとしているのだ.見直し論者は,ホロコースト神話があまりにも誇張されている状況を見直そうとしているのである.幼時虐待といったテーマと同じく,ユダヤ人ホロコーストには,何かしら触れてはならないものがあるとされ,率直にこの話題を語れば,悪くすれば社会から抑圧され,罰金を課せられ,投獄されたりさえする.それが,いわゆる西洋の自由主義国家で起こっていることなのだ.
3. 見直し論者は,第二次世界大戦中,多くのユダヤ人が苦しんだことを否定しない.多くのユダヤ人が不正に財産を没収されたことを否定しない.多くのユダヤ人がひどい状況下,病気・飢え・殺害によって死んだことを否定しない.ドイツ人や他の人々によって,ユダヤ人にひどい残虐行為が行われ,ユダヤ人がこの上ない苦しみを受けたことを否定しない.これら全てを見直し論者は否定しない.見直し論者はただ,こうした事実があまりにも誇張されているが故に,それを見直そうとしているだけである.
第二次世界大戦は,人類の戦争史上,最も多く血が流され,最も多くの死者が出,最も残酷な戦争だった.連合国・枢軸国双方に犯罪行為があったのである.ドレスデン空襲・広島・長崎を述べるだけで十分だろう.ドイツ・日本の労働者階級の生活地域に残酷な絨毯爆撃が行われ,ドイツでは,侵攻してきたロシア兵によってドイツ女性が強姦され,戦後もドイツ市民は劣悪な待遇を受けたのである.連合国による残酷さの例ならば,このように数限りなく挙げることができる.第二次世界大戦の死者は5000万人とも6000万人とも言われている.
連合国・枢軸国のうち,一方がより犯罪的だったなどと言えるのだろうか? 言えるという人もいるだろうし,言えないという人もいるだろう.しかし多くの見直し論者は,言えない,と言う.その理由は以下に述べる通りである.
4. ホロコースト神話は嘘であり,ナチスや他のいかなる組織によっても,ユダヤ人絶滅の試みなどなかった.ナチス占領地域で行われたのは,ユダヤ人をヨーロッパから追放する試みである.もちろん,この追放は現在の目で見れば愚かな試みである.しかし,過去2000年のヨーロッパ史という文脈で考えれば,ある地域からのユダヤ人追放は決して珍しいことではない.歴史的に言えば,ユダヤ人の側にも,共に暮らす人々に反感をかきたてる要素があったようである.
5. ユダヤ人絶滅などなかったと見直し論者が主張する根拠は,どこにあるのか? その理由は簡単である.ガス室が存在しないからである.
ガス室など全くどこにも存在しなかった.客観的立場にある人が信頼できるガス室の証拠など一つもない.逆に,多くの信頼できる証拠によれば,アウシュヴィッツや他の場所におけるガス室の遺物は偽物である.それはポチョムキン村と同じく,偽物である.ガス室を示す書類も,命令も,計画も,設計図も,写真も,解剖室もない.ガス室をきちんと裏付ける明らかな証拠は何もない.戦争という混乱状況の中,2,3年で600万人もの大量の人をガスで殺し,その物理的証拠・文書が何一つ残らないなどと言うことはあり得ない.しかし,実際には何も残っていないのである.
プリンストン大学・歴史学のアルノ・メイヤー教授が述べているように (彼自身ユダヤ人である),「ガス室について研究しようと思っても,その情報源はあまりにも稀であり,信頼の置けないもの」なのである.何らかの信頼できる証拠があるなら,彼はこうは言わなかっただろう.そして彼がこう書いたのは1980年代の終わりだった.
6. では,証拠として出されているものは何か? それは,見直し論者が誰よりもよく知っているが,何万・何十万という証言・告白である.その証言・告白の多くが,現実とは相反する非合理でとっぴなものである.告白の大部分は,ナチス・ドイツが完全に敗北した戦後,自分や自分の家族の生命を守るために,必死で連合国側の言いなりになった人々によって述べられた.多くは偽物の告白であり,その時の脅し文句はこうだった.「ここに署名しろ,さもないと爪をもっと引き抜くぞ.あるいはお前の妻・子供をロシアへ送るぞ.」
7. 強制収用所を生き延びた人々,あるいはそこで働いていた人々,あるいは強制収用所と何らかの関係を持っていた人々の証言も残っている.しかしそれらの証言は,絶滅計画が行われていたことを真っ向から否定するものである.これらの証言はホロコーストの証明にならないが故に無視され,封印されている.なおかつ連合国は戦時中,アウシュビッツや他の強制収用所を空から撮影しているが,そこからもホロコーストを証明する何も見つからない.
8. ではなぜかくも多くの人々が嘘をついているのか? 見直し論者はどうしてもこう問わずにいられない.
利益があるから嘘をついている人もいるだろう.
「ショアー産業 〔殺されたユダヤ人を扱った映画・物語: 訳注〕 ほど儲かるものはありませんからね」
これは数年前,あるユダヤ人が匿名で語った言葉である.
あるいは,イスラエルの利益になるから嘘をついている人もいるだろう.
他にも,理由として多くが考えられる.ジョゼフ・キャンベルによれば,嘘をつくこと,神話を作ることは,人間に共通した特徴である.証言者たちは大まじめに,ガス室の存在を信じ,ガス室や犠牲者を見たと思い込み,焼却炉から煙が上がるのを見たと信じている.彼らは「正直に心底」ホロコースト神話を信じている (エリザベス・ロフタスならこう言うだろう).なぜならば,彼らユダヤ人にとって,ホロコースト神話の存在は重要だからである.
ユダヤ人は今日,ホロコーストによって連帯感を維持しており,それは衆目の事実である.ホロコーストを信じているユダヤ人ですら,もし正直な心を持っているなら,ホロコーストが連帯感の源泉であることを認めるだろう.イエスを信じている人もいれば,ムハンマドを信じている人もいる.水晶の輝きを信じている人もいれば,ユダヤ人ホロコースト神話を信じている人もいる.しかし,見直し論者の多くは,そうした神話を信じない.
9. ガス室はなかったが,死んだり殺されたりしたユダヤ人が多くいたことも事実である.彼らは,ドイツの東方進撃に反対したため処刑された.あるいは,ナチス・ドイツに反対するパルチザン活動のために処刑された.あるいは,その他数え切れない理由で処刑された.何万人ものユダヤ人が,強制収用所で重い伝染病にかかって死亡した.戦争終結直前,ドイツが壊滅した時,飢えのために死亡した人も多かった (数少ない真摯な歴史家メイヤー教授は,処刑で死んだユダヤ人よりも,このような理由で死んだユダヤ人の方が多かったことを指摘している).
戦争中,どれほどのユダヤ人が死亡したのだろうか? 多くが死亡しただろう.見直し論者の多くは50万人と答えるだろう.あるいはどれほど多く見積もっても100万人と答えるだろう.
しかし,600万人と答える人は誰もいない.600万人も殺されたにしては,戦後に生き残ったユダヤ人が多すぎる.たとえ100万人が殺されたとしても,それは第二次世界大戦で死亡した人のほんの2パーセントである.これが,ユダヤ人ホロコーストの現実である.2パーセントである.残りの98パーセントは,非ユダヤ人が占めている.
ここで,見直し論者は問う.なぜ今日,2パーセントのユダヤ人のみに注目が集まっているのか?ユダヤ人ホロコーストは,どうして1930年代,1940年代における「唯一の事件」となっているのか? 第二次世界大戦より重要であるかのように?
10. 要約すれば,見直し論者の主張は以下のようになる.
1) ユダヤ人ホローストは,数あるホロコーストの一つにすぎず,そうしたホロコーストは20世紀にすら多く存在したのである.
2) ガス室,あるいはドイツ人によるユダヤ人絶滅の試みなどなかった.ドイツ人が行ったのは追放であり,それは絶滅とは全く異なる.
3) 一般に言われている600万人という数字は大きすぎ,それはどんなに多くても100万人である.
4) 第二次世界大戦は,当事者全員にとって前代未聞の殺戮の場であった.それはユダヤ人だけに限られず,ユダヤ人死亡者は全体の僅か2パーセントである.
50年か100年経ち,ホロコースト神話が論理的に崩れ去る時,今日の見直し論者による主張は歴史的事実となるだろう.そしてそれを否定するのは,分からず屋か宗教的狂信者だけとなるだろう.
(私のコメント)
昨日のNHK-BSで『シンドラーのリスト』が放映されていた。以前にも見ましたが10年前に作られた映画なのですが、最近ではDVDのレンタルで『戦場のピアニスト』という映画と本当によく似ている。映画の舞台もポーランドでドイツ軍が進撃してくるところから始まるのもよく似ている。特にワルシャワのゲットー地区内の映像描写はほとんど同じだ。
二本の映画はいずれもハリウッド映画で『シンドラーのリスト』は実体験のあるポランスキー監督にオファーがあったのですがことわり、スピルバーグ監督が作った。そしてポランスキー監督自身は『戦場のピアニスト』を監督した。二人の監督はいずれもユダヤ人映画監督ですから、映画の内容も似ているのは当然なのでしょう。
このようなユダヤ人ホロコースト映画が数多く作られる理由は何なのだろう。ハリウッドにユダヤ人が多く、資本もアメリカなどにいるユダヤ人資本を集めやすいという理由だけなのだろうか。そして映画を見ていて感ずるのですが、本当に行われていたことなのだろうか。ナチスドイツにしても戦争に勝つためには少しでも多くの兵士や労働者を動員しなければならない。
収容所を作って占領地域の数十万人ものユダヤ人を集めて収容させていたら、管理するだけでも多くの兵士が必要になるし、なぜそのようにしたのか理由がわからない。ふつう考えられることはナチに対して反抗的なゲリラや容疑者を捕まえて収容するということはどこの国でも行っていることだ。アメリカ軍だってイラクでゲリラや容疑者をつかまえて収容所に収容している。
ソ連でも反共産主義者や反スターリンの人間を捕まえてはシベリアの収容所へ送り込んでいる。その数は少なく見ても2000万人だ。ナチの収容所もおそらく反ナチや反ヒットラーのゲリラを捕まえて収容していたのではないだろうか。とくにポーランドなどのように抵抗運動が盛んになれば収容者も数十万人になってもおかしくない。村にゲリラがいれば村人ごと捕まえて収容所に送り込んで調べるだろう。
それらをユダヤ人側から見れば無実のユダヤ人を片っ端から捕まえて虐殺したように見えるのかもしれない。それを印象付けるために映画を作ってはそのイメージを広めているのかもしれない。問題なのはそれが本当にあった事なのか学術的に検証しようという事がなかなか行われないのはなぜなのだろう。
私がユダヤ人の立場なら強制収容所やお墓などを永久保存して、その事実を宣伝して後世に伝えるのが普通だ。ところが遺品の一部などは残されているが、強制収容所の建物や有名なガス室や死体を処分して出来た灰などの山があったはずなのに跡形もなくなっているらしい。残しておけば学術的にも証明になるのだからふつう残すはずだ。ところがそれがないらしい。
私はホロコーストの専門家でも研究者でもないのですが、「ホロコーストの嘘」を暴いたウエブサイトを見るとどれが本当なのかわからなくなりますが、ニュールンベルク裁判などで裁いてしまった以上いまさら事実をひっくり返せないというのが本当なのかもしれない。ドイツなどでもホロコーストの嘘を言おうものならユダヤ監視機関に抗議を受けるらしい。最近もドイツの政治家や軍人なども罷免されたりしている。
だから『シンドラーのリスト』や『戦場のピアニスト』などを見てもどこまで本当なのかわからないのだ。もしホロコーストが嘘であったのならこのような映画を作り続けた責任はどうなるのだろう。ハリウッドの映画産業とアメリカの政策とは連動している面がありますが、イスラエルとアメリカの関係を見ているとハリウッドがホロコースト映画を作り続ける理由もわかってくる。ところがネットなどではハリウッド映画とは異なる見解を示すサイトがありますので一度見てからホロコーストものの映画を見てみるべきだろう。
逆転ニュールンベルク裁判のサイト
http://maa999999.hp.infoseek.co.jp/ruri/sohiasenseinogyakutensaiban2_mokuji.html
現在のイラクでもアメリカ軍によるイラク人狩りが行われている。ファルージャでは一般市民がアメリカの狙撃兵に撃ち殺されている。これは『シンドラーのリスト』や『戦場のピアニスト』の中で見られたユダヤ人を無差別に殺したことと同じである。しかしアメリカ軍は裁かれることはない。それは戦勝国であるからだ。
◆拘束者は“人間狩り”でかき集められた罪なき一般市民。捕虜ですらない
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/abu_ghuraib.htm
戦争レイシズム”:イラク侵略とその根底にある人種差別主義。
駐留米軍は、大々的に掃討作戦を開始した昨年秋から年末には最高3〜4万人を不当に拘束し、現在でもなお少なくとも1万〜2万人もの無実の人々を拘束し、無抵抗の拘束者を辱め、弄び、強姦し、氷付けにして虐殺し続けている。かかる行為は本来、最大級の戦争犯罪であり、人道に対する重罪である。
しかしブッシュ政権は、それほどの重大問題とは考えていない。この事件は、イラク戦争・占領政策の根底に流れる赤裸々な民族差別、人種差別を最も露骨な形で表している。非白人は人間ではない、アメリカに抵抗する奴らには何をしてもいい、世界の憲兵に刃向かう者はただではおかない、そのような思想の表れである。
捕虜・民間人の虐待・拷問を禁じた国際法=ジュネーブ条約に違反しているのは言うまでもない。そんな立派なものではない。人間の行為ではない、野蛮人、獣のなせる業なのだ。そもそも「拘束者」は捕虜でも犯罪者でも何でもない。「被疑者」でさえない。食事中、あるいは真夜中に、米兵が突然ドアを蹴破り、壁を壊して襲いかかり、男達はもちろん、若い女性や子どもまでもが、情報収集のために拘束・連行された全く罪の無い、その多くは反米武装勢力とも無関係な一般市民なのである。数十人の狙撃兵部隊を史上初めて戦場のファルージャに投入し、ゲーム感覚でイラク人の狙撃を行っているのも同根である。イラク人を虫けらのように見下し人間とは思っていないのだ。