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(回答先: 東壁の青龍に亀裂=修復「予想以上に困難」−専門家、初の石室内観察・キトラ古墳(時事通信) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 5 月 19 日 22:31:14)
進入装置を取り付けた盗掘坑から出入りする調査員。奥に見えるのは北壁の玄武(18日、明日香村阿部山のキトラ古墳(代表撮影))
http://www.nara-shimbun.com/n_arc/040519/arc040519a.shtml
明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)で18日、修復の専門家が石室内に入り、しっくいの傷み具合を肉眼で観察した。東壁の青竜は一センチ近く浮き上がり、石材とのすき間にはがれたしっくいが落ち込んでいた。はく離の程度が部分ごとに異なり、修復は予想以上に困難な作業になるという。
東京文化財研究所の川野辺渉・修復材料研究室長ら6人が午後から石室に入り、約1時間にわたって壁面を観察した。
石材とのすき間にファイバースコープを入れて調べたところ、青竜は南側の亀裂から幅約30センチ、高さ約40センチの範囲が浮き上がっていた。最大のすき間は約1センチだった。
西壁の白虎は首から上の部分が浮き上がる一方、前足のしっくいは固着しており、部分ごとに傷みの程度が異なっていた。
文化庁は今月31日から弱い接着液や樹脂などを使って応急的な保存処理に着手。作業は1週間ほどで終わるという。その後、約1カ月かけて石室内の発掘調査を行う。
(2004.5.19 奈良新聞)
進入装置を取り付けた盗掘坑から出入りする調査員。奥に見えるのは北壁の玄武(18日、明日香村阿部山のキトラ古墳(代