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(回答先: 田中宇の国際ニュース解説 ライブ版(3) 角さんを潰した立花隆はジャーナリズムを殺した 投稿者 TORA 日時 2004 年 5 月 10 日 16:48:03)
日本が国家として中国と仲良くすべきとか、すべきでないとかはあまり考えられない。すでに日米中はある程度三身一体化して全世界の労働条件切り下げに協力しているように思われるからだ。世界お工場化が日米中一体となって進められていること、繁栄しているはずの中国で労働者が無権利状態にされている。これは最後のインディアスなのではないか。12億の人間は酷使しても、簡単に絶滅しない。
中国には民主主義も裁判の公開性もない。この中で政府に一度政府に逆らった者は完全に政府に屈服するまで拷問にかけられる。慈悲深いスターリニストは中国でも「北朝鮮」でも逆らった者をすぐに皆殺しにはせず、労働力として巨大なコンクリートの塀の中で確保するのだ。
繁栄と貧困、豊かさと絶望。近代化と始皇帝時代の封建主義丸出しの役人。ホッブスの万人の万人に対する闘争が隠される事なく現れた地。そしてマルクスの階級闘争が隠される事なく現れた地。中国こそ全世界総労働総資本の矛盾爆発の最大の前線だろう。