★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ35 > 577.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
劇的狂気の力(自作自演の源泉)リンク集 1
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/577.html
投稿者 愚民党 日時 2004 年 5 月 11 日 04:44:32:ogcGl0q1DMbpk
 


市街演劇
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/shigai01.html

PERFORMING JUNK
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/tenmon01.html

ちはやふる(1)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/tihaya01.html

ちはやふる(2)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/tihaya02.html

ちはやふる(3)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/tihaya03.html

仮想現実・演劇・人間(1)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/iru01.html

仮想現実・演劇・人間(2)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/iru02.html

仮想現実・演劇・人間(3)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/iru03.html

仮想現実・演劇・人間(4)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/iru04.html

仮想現実・演劇・人間(5)
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/iru05.html

                 
 ----------------------------------------------------------------------
だから表出運動を本当に理解するには、あらゆる心理・物理的平行主義と縁を
きって、心理・物理的統一ということを土台にしなければならないだろう。人間
の内側に起こることが外へ向けて投影される表出運動は、決して感情の外的な随
伴現象ではなく、そのひとつの成分である。すでにできあがった体験をあらわす
だけでなく、体験を自分のほうへ引きこむことで体験を仕上げていく。感情を表
出することで感情に働きかえしていくことである。感情をありのままに表に出す
ことが感情の支えになる、感情自体に作用をおよぼすのは、私たちが実生活で絶
えず経験することだ。こうして表出運動(ないし表出行動)と感情(ないし体験
)とは、たがいに影響しあい浸透しあいながら、ひとつの統一を形づくっている
のである。
          「演劇入門」 千田是也  1974/10 岩波新書
------------------------------------------------------------------------
========================================================================
 この人間が何ごとかをいわねばならないまでになった現実の条件と、その条件
にうながされて自発的に言語を表出することのあいだにある千里の距たりを、言
語の自己表出として想定できる。自己表出は現実的な条件にうながされた現実的
な意識の体験がつみ重なって、意識のうちに幻想の可能性としてかんがえられる
ようになったもので、これが人間の言語が現実を離脱してゆく水準をきめている。
それとともに、ある時代の言語の水準をしめす尺度になっている。言語はこの
ように、対象にたいする意識の自動的水準の表出という二重性として言語本質を
つくっている。
  「定本 言語にとって美とはなにか 1」 吉本隆明 1990/8 角川選書
------------------------------------------------------------------------
 

あゐさい
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/gekiha01.html

 コラージュが登場したのは20世紀の詩と美術、ダダイズムとシュールリアリ
ズム運動からであろうか? それらの感受は産業革命以降の爆発的展開と、人間
が第一自然から追い出され、工場へと囲いこまれる場所と人間の分裂を表出する。
 土地から追われ都市へ吸収された人間の復讐が、「ねたみ」と異質なものの排
外に組織されるとき、ファシズム運動は爆発した。われわれは産業革命以降の最
後の人間であり、それまでの自然人とは違い、心理は二重性として分裂している。
 おのれの複雑な心理生成を制御できるかどうかが、日常生活の規範となる。
彼がもしも、受信機という媒介を通さず、電波が聞こえると言えば、もはや彼は
幻聴病として判断され、精神病棟におくりこまれるだろう。いまだこの社会は、
機械器官という媒介に絶対的な信用を置いているのである。
-------------------------------------------------------------------------
 これまで繰り返してきたように、享受し、喜び、楽観してしまうのは、まった
く容易なことだ。裸体は我々を挑発し、我々はその仕掛けられた罠に、そうと知
りつつ、自らの欲望を泳がせる。もっとも親しみのある部分・・・セックスその
ものさえも、そしてオブジュ的に裸体を捕らえるときですら、我々は写真家の眼
に頼り切りになっている。

 それは裸体写真が構築した、不可視な「権力」的構図であると言ってもいい。
我々は見下し、安堵しながらも、その段階からすでに、裸体と写真の組み上げて
きた「権力」に、組み敷かれてしまっているのだ。

 裸体は日常である。しかし、一度権力の配下になってしまった感覚にとって、
網膜の映した光から、かつて見た裸体写真を締め出すことは不可能になってしま
う。
   「裸体というエクリチュール」   高橋周平
   リアリズム変貌展         ツアイト・フォト・サロン
------------------------------------------------------------------------
 

何故、現代の表出運動そのものがコラージュという形態をとらざるえない
のか? それはつまり、われわれの日常がリアリティの管理として器官化されて
いるからである。この私の網膜はすでにあらかじめ写真機、ビデオ撮影機、そし
て映画やテレビのフレームによって愛情訓練されている器官である。

 深層には日常を支配するある制度の物語が「日本人」という一般の原理主義が
幼児期から埋め込まれてきた。ロシア・マルクス主義の破産は国家革命からイン
ターナショナルへの壮大なロマンその物語を、後景に退けた。

 こうして現在、宗教と民族主義そして高度資本主義国においては、経済の数字
一元的価値観への原理主義が、自己同一化の要塞となる。世界は原理主義の変貌
へと帰還しているのであろうか?


 一方にはイノベーションのマシンへと自己同一化する器官細胞。他方にはこの
高度情報システムから排除され取り残された最貧国の宗教原理主義。これら不均
衡の上に成立しているのが現代世界の原理主義である。コラージュはこうした内
臓を提示することができる方法である。コラージュはフレームを切り裂くことに
よって、それを主体が編集することによって、この現在を確認することができる。
 もはやすべてが逆説的になってしまったのだ。これまでコラージュはある不均
衡を提示した。メディア・マシンへの反抗として。その意味でウオホールの方法
は、ダダイズム・シュールリアリズムの流れから切断されたところに位置する内
容なき、メディア・マシンへの補完装置としてあった。

 コラージュの根源は情報操作システムを覆す意味の闘争として誕生した。ウオ
ホールは、イメージの反復方法をマス・メディアの補完装置としたのである。
「まったく同じものを何度も見れば見るほどそれだけ意味が消えていき、それだ
け気分がよく、それだけからっぽに感じられる」と言う、空虚こそかれの主題で
あったのだろう。


 空虚およびからっぽといってもそれは快楽の構造にあり、すでに生存の闘争か
ら離陸し高度消費社会の自由を謳歌する、アメリカUSAドル世界支配の通貨によっ
て成立したのである。日本現代文学の空虚こそは、そのものまねに過ぎない。
通貨としての「円」は世界経済のドルに変わりうる、貨幣には上昇することはでき
ないが、強い貨幣であることは間違いない。

 その貨幣の帝国の言語形態は、言語が場所にへばりつきながら生活しているリア
リティから離陸し、空虚が主題になっていく。実はこれこそが帝国衰亡をありあま
るほど、表出しているのである。コラージュは権力によって日常的に生成させられ
ている気分を転倒し、意味の闘争としてある想像力の階級闘争として出現する。

 コラージュとはイメージの編集であり、権力による物語と天上の言語からのイメ
ージその表層皮膚をはぎ取り、再度、人工的なイメージへと編集する。その行為は
物語に奉仕するのではない、物語の解体としてある。理論的にはアインシュタイン
が発見した崩壊物質M’およびM”であろう。原子を破壊したとき物質は、おそる
べきエネルギーを放出する。それがヒロシマ・ナガサキに投下された原子爆弾であ
る。つまりコラージュとは核兵器以降の崩壊物質M’M”をめぐる想像力のありよ
うなのである。

 アメリカUSAポップアートなどは世界通貨ドルの補完装置でしかなかったのだ。
崩壊物質M’M”の20世紀の想像力をなにひとつ提示することはできなかった。
USAポップアートを賞賛してきた日本の人々は多かったが、それは太平洋戦争で壊滅
させられ、USAのインダストリア・デザインに圧倒された物語上にあった。

 人間とは物語の動物である。つまり衣食住およびセックスのように、物語なしでは
やってはいけない動物なのだ。ある意味で物語をめぐる闘争は権力闘争でもあり、階
級闘争でもある。いかなる物語で現在の人間の身体をとりこにするのかに、政策者た
ちは機関を全面展開する。こうして物語は身体器官を支配していく。こうした世界で
コラージュを表出する人間とは書物をその手と腕で引き裂き、解体し崩壊させる人間
である。書物は物語であり、そこには多くの多様な人々の労働の蓄積によって表層へ
と現出してきた世界だ。書物の解体はこうした労働のエネルギーを放出させる。
 
 もはやコラージュはこれまでの物語に奉仕はしない。物語を切断するのであるから。
しかしながら、原子爆弾以降の崩壊物質M’M”の素描をわれわれの前に提示する。
それはとりもなおさず現代をめぐる表出の身体でもある。


架空線「L字金具 馬頭篇」 
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/gekiha02.html

 日本の戦後の変貌は、古代から蓄積されてきた民衆の文化なるものが、切断さ
れた精神史において出現し、ある悪意によって構造化されてきたのである。その
悪意は人間身体も含めた第一自然を焼きつくし、奪いつくし、破壊つくした記憶
皮膚に存在していた。日本精神史は侵略戦争において重大な精神と場所の関係を
破壊することによって、なにものかを喪失したのである。その文化精神の貧困は
今日を規定している。日本の空間とは個人が人権として認めれれ、誰もがそれを
文化精神として保守しなければならないという、コンセンサスの空気が希薄であ
る。法人国家社会主義の全体は、喪失とこの空虚感を埋めるために、ひたすら蓄
積の未来ではなく、喪失の未来へと突進していく。経済戦争として。誰もが急い
でいるのだ、だどりつく目的も場所もわからないまま。


衛生通信電話回線都市
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/denwa01.html

電話回線は
変貌しエイリアン生命体のごとく人間を喰いつくすごとに成長してきたので
ある。われわれは無力のまま無防備にレイプされてきた。


「もっと!イルカの生活」  1
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/pect01.html

 その生成とは固有としての日本構造が基本から消滅に向けて変換し
た構造であった。第2次世界大戦ではファシズム同盟国として、東ア
ジアの皇帝国として伸し上がろうとした日本は、そのテキストにおい
て敗北した。新回路配線後、テキストは総括されなかったばかりでな
く、「単一民族」を完成させながら、USAのテキストを利用し、サ
ブ・テキストの国家としてエコノミック・アニマルの頂点を1989
年12月に現出させた。日本国内の反体制力をすべて「昭和」から「
平成」への皇帝代替わりに闘争を向けさせながら、制度の動的中心で
ある東京は、警備警察機動隊の戒厳令を敷いたのである。この警察機
動隊の戒厳令に守られながら、政治経済のシステムを支配するマフィ
ア政財界は億単位の通貨を思うがままに動かし、その脳天はユートピ
アとパラダイスに快楽をむさぼっていたのだ。天皇制というテキスト
が必要なのは、こうしたギャンブル・スキャンダル・マフィア政治経
済のサブ・テキストを永遠に隠してくれるからだ。

「もっと!イルカの生活」感 2
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/pect02.html

そのテキスト存在とは何か?

ため息と嘔吐にこそ1992年8月の日本政治経済の表層皮
膚が現出したのではないか?USAは憲法と論争対決をテキストにした社
会である。合衆国憲法がなければ州政府と個人はピストル社会を剥き出し
にして殺し合いを始めるだろう。人間のテキストとは固有の歴史的共同体
の格闘・闘争の蓄積において形態化されている。テキストとは限界を持っ
た現在としての到達地平なのである。それでは自己欺瞞・他者欺瞞のサブ
・テキスト社会構造と明確にし対決するテキスト社会構造はどちらが生き
残るであろう。おそらくUSAはドル暴落を実践的構想力として、世界経
済を創造的破壊と創造的混沌に叩き込みながら生き延びるに違いない。日
本国民経済の動的中心はプラスからマイナスへと移動した。日本の大量失
業時代はまじかに迫っている。現代演劇のため息と嘔吐その延長に、日本
国家の消滅は、ゆっくりとサブ・テキストの幕が切って落とされ、テキス
ト存在の演劇は開始されていく。1992年9月はもはや昨日の構造では
ない。

人間としてのメディアへの手紙
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/ito01.html

こうした批評基準はある怪物的な一般のトレンドのみに気配りするマスメ
ディアの編集規格にはぴったりと合うのですが、ある特殊世界が新しく生成
させた「現」の構造をひたすら隠蔽するわけです。生活形態と言語・歴史が
違う他者が存在する世界に認められる演劇・映画・文学とは、ある特殊世界
の人間の受苦と関係性を徹底的に「あばき」「さらし」根源的な人間の問い
を類的存在に押しはかり、己の受苦的関係としてあるこの「現」の構造がい
かなるものであるかの回答を、あるイメージの「表」と「出」の重層的複合
的構造によって接近させる。他者はそこに受苦的関係としての人間をおのれ
の「現」の構造によって受け止め世界同時的生成の人間としてある意識が共
鳴するのです。 この「現」の構造には新しい身体的知覚と新しい意識が常
に生成し、それをひきだし発見するものは受苦的存在としての人間と協働的
世界形成におのれを訓練し自己変革に挑戦する人間であります。彼ら訓練と
反復の集団的想像力とは、おのれの共同体の中におのれ自身が他者を発見し、
その他者から教えられることをもって人間そのものの存在を発見するのです。

黄色い人間と世界
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/bi01.html

「革命の女たち」その至福
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/bi02.html

アンゼルム・キーファー展その至福
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/bi03.html

「リア王」
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/ria01.html

---------------------------------------------------------------------------
 我々が、もし世阿弥に教えられるところがあるとするならば、どんな場でも、人
間的な事象に対する内省の徹底性さえあれば、人間の象徴的な在り方を鋭く射抜く
ということであろう。思想の恐ろしさとは、経験や学識の広さではなく、自分の
経験した事物が、何を言わんとしているかを徹底的にときあかす、その情熱の深浅
にある。そして、自分の経験の本質を追求することが、どれだけ他人や、他人の
行為まで及ぶ普遍性を獲得しているかだけが問題なのだ。
          鈴木忠志演劇論集「内角の和」 而立書房
---------------------------------------------------------------------------

NaturalChild-DADA 地球の私生児
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/sakura01.html

リュウの歌
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/basyo01.html

映像と表層・最後の人間 世界同時基調色の現在と今後の予測
http://kayaman55-hp.hp.infoseek.co.jp/eizou01.html

映像と表層-最後の人間 テキスト存在と人間
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/8479/kaosu1.html

 次へ  前へ

Ψ空耳の丘Ψ35掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。