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(回答先: 現行憲法が日本の歴史と文化を破壊する根源である:転向の先導役を務めたのは天皇の「人間宣言」であった [株式日記と経済展望 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 08 日 18:43:04)
『田中清玄自伝』(文芸春秋)より
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黛敏郎なんかの会合に呼ばれて、俺一人ですよ、反対したのは。黛がとうとう
と陛下の靖国神社ご参拝を求める意見と、ご訪中反対論を展開したから、俺は
立ち上がって、
「今の黛君の意見には根底から反対だ。中国はそんなもんじゃない。さんざん
失敗しておいてまだ目が覚めんのか。もっとよく目を見開いて、歴史と現実を
見ろ。二・二六事件の連中が靖国神社に祭られるようになってから、陛下はまっ
たく 参拝されておられないじゃないか。君達はその陛下のお気持ちをどう思
うんだ」
と言ってやったら黙ってしまった(笑)。
(p294)
靖国神社の問題も同じです。天皇陛下は即位されて以後、一度も靖国神社へい
らっしゃってはおりません。また先帝陛下も敗戦直後に一度行かれただけで、
その後お出でになってはおられない。陛下の重臣達を殺し、陛下の政権を倒し
て、その平和政策を粉砕しようとした連中を神にまつるという、この非常識だ。
彼等が処刑されたのは当然ですよ。あろうことか靖国神社はそれを祭った。陛
下は、「これでいよいよ私は靖国神社へは行けなくなった」と、そうおっしゃっ
たんですよ。
(p340)