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(回答先: 小泉首相:「靖国神社は私的参拝」初の表明 [毎日新聞]【おいおい、性根が座ってないヤツだな】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 07 日 23:29:39)
小泉首相の靖国神社参拝を違憲とした7日の福岡地裁の判決が、政界に波紋を投げかけている。参拝続行で「既成事実化」を図っていた首相の手法に突然、司法から一石が投じられた形だ。自民党は参拝を擁護し、野党は批判を強めるが、国民の合意を得られる戦没者追悼のあり方は見通しが立たないまま。政教分離をあいまいにしてきた靖国参拝問題の出口の見えない状況が改めて照らし出された。
「憲法違反ではないと確信している。ほかの神社に参拝し、内閣総理大臣と書いているのに、どうして靖国参拝だけとがめられるのか」
首相は7日夜、山崎拓・前自民党副総裁らとの会合で、判決に不満をあらわにした。首相はこの日、判決への受け止めをただす記者団の質問に、16回も「わかりません」と繰り返した。
首相は就任前、「終戦記念日に公式参拝する」と発言したが、その後は公私の明言を避け、「中韓両国もいずれ理解してくれる」と繰り返し、なし崩しに既成事実化を狙ってきた。一度掲げた方針を曲げたと言われるのは首相が最も嫌うこと。出身派閥、森派の一人は「『ここで曲げたら、小泉ではなくなる』という思いだろう」とみる。
だが、そのこだわりが司法に違憲と断じられ中韓両国との関係も悪化させた。政府高官は「首相の信念だからとやかく言えない。とはいえ、どうするか」と出口を見いだせない状況を認める。
自民党内は、参拝継続支持の空気が根強い。
日本遺族会会長である古賀誠・元幹事長は「首相の公式参拝の定着が私どもの念願」と語った。7日発足した「日本の領土を守るために行動する議連」の設立総会では、自民党の森岡正宏衆院議員が「国家に命をささげた人に総理がお参りして何がおかしいのか。裁判官の方が間違っている」と声を強めた。
一方、公明党の神崎代表は記者会見で「首相の靖国参拝は憲法上疑義がある。参拝は自粛されるべきではないか」と指摘した。同党議員のパーティーでも「無宗教の国立追悼施設(構想)が頓挫しているが、建設を訴えていきたい」。
野党各党は「首相は判決に限らず、自分が気にいらないことは分からないと言う人」(民主党の菅代表)と、首相の姿勢を批判した。
(04/08 00:05)
http://www.asahi.com/politics/update/0407/010.html